生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

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総合生活改善闘争の推進

総合生活改善闘争(春闘の取組み)

第56回定期大会で、
総合生活改善闘争・基本方針を確認

生保労連では、春闘を「労働諸条件全般を見据えた総合的な生活改善闘争」と位置付け、組合員一人ひとりが「働きがい・生きがい」を実感できる労働条件の改善・向上に向け、年間を通じた統一闘争を推進しています。

8月22日に開催した第56回定期大会において「基本方針」を決定し、全組合参加による「総合生活改善闘争(2025春闘)」を秋季より展開しています。

本「基本方針」では、「賃金改善」をはじめとした「賃金・制度関係の取組み」を全組合が統一して取り組む「統一取組み課題」に、また「誰もが安心と働きがい・生きがいをもてる職場の実現に向けた取組み」等を各組合の課題認識に基づき取り組む「主体的取組み課題」に設定しました。

具体的には、「統一取組み課題」として掲げる「賃金・制度関係の取組み(営業支援策の充実、賃金改善)」については、1月に開催する中央委員会において「統一要求基準」を決定し、春季を中心に共闘効果を高め、積極的な統一取組みを展開します。

同じく、「営業職員体制の発展・強化の取組み」「人事・賃金制度に関する取組み」については、各組合が「取組みメニュー」等を参考に、主体的かつ積極的に取組み課題を設定し、取組みを展開しています。

また、「主体的取組み課題」として掲げる「経営の健全性向上の取組み」「誰もが安心と働きがい・生きがいをもてる職場の実現に向けた取組み」「ダイバーシティ&インクルージョンに関する取組み」についても、各組合は「取組メニュー」等を参考に、それぞれの課題認識等に応じて、取り組んでいます。

生保労連は、毎月開催される営業職員委員会や内勤職員委員会等の会議の中で、取組みの進捗状況や課題認識等について各組合間の共有をはかるとともに、タイムリーな情報提供を行う等、各組合への積極的な支援を行っています。

 

【総合生活改善闘争(2025春闘)における取組み課題】

  • 統一取組み課題(全組合が統一して取り組む課題)
  • 1.賃金・制度関係の取組み
    • 水準・施策面
    • (1)営業支援策の充実
    • (2)賃金改善
    • 制度・運用面
    • (1)営業職員体制の発展・強化の取組み
    • (2)人事・賃金制度に関する取組み
  • 主体的取組み課題(各組合の課題認識に基づき取り組む課題)
  • 1.経営の健全性向上の取組み
  • 2.誰もが安心と働きがい・生きがいをもてる職場の実現に向けた取組み
    • <職場におけるジェンダー平等の推進>
    • (1)ジェンダー平等関係の取組みの推進
    • <ワークとライフ双方の充実に向けた取組み>
    • (1)総労働時間の短縮と生活時間の充実
    • (2)両立支援制度の拡充・活用促進
    • (3)心身ともに健康で働ける環境の整備
    • <取組みの基盤づくり>
    • (1)働き方を柔軟に選択できる制度の整備と活用促進
    • (2)ハラスメント対策の強化
    • (3)推進体制の強化
    • (4)意識改革の推進
  • 3.ダイバーシティ&インクルージョンに関する取組み
    • (1)60歳以降の就労環境の整備
    • (2)パート・契約社員の処遇改善
    • (3)障がい者、外国人の就労環境の整備

第57回中央委員会で「総合生活改善闘争
(2024春闘)・春季方針」を決定!