営業職員体制に関する取組み
お客さまが安心・信頼できる営業職員となるために
生保産業では、お客さまの様々なニーズに沿った商品・サービスを提供できる営業職員を多数育成するために、業界共通教育制度を体系的に整備するとともに、より高いレベルでお客さまのニーズに対応できるよう、「専門課程」「応用課程」「生命保険大学課程」等の、教育試験制度を実施しています。
また、2009年4月より、全ての営業職員を対象にコンプライアンスや説明責任、保険金・給付金のお支払い等のアフターサービスに関する内容を中心とした教育を反復・継続的に行う仕組みとして、継続教育制度(原則として毎年実施)を導入しています。
営業職員には、お客さまの生活設計のご相談相手として、商品に関する知識はもちろん、税制や社会保障制度等、幅広かつ高度な専門知識が求められています。営業職員は、日々の営業活動に携わりながら、各種研修を通じた自己研鑽や資格取得に向けた積極的なチャレンジを積み重ね、お客さまから信頼される営業職員をめざして一生懸命頑張っています。
生保労連では、こうした営業職員の頑張りを支えるため、生命保険協会との労使協議会を通じて業界共通教育制度のさらなる改善を求める等、営業職員の育成・教育体制の充実・強化に向けて継続的に取り組んでいます。
業界共通教育制度の概要
試験 | 目的 | おもな修得内容 |
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生命保険 一般課程 |
営業職員に求められる生命保険の基礎知識を修得すること(本試験に合格することが生命保険募集人として登録するための必須条件) |
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生命保険 専門課程 |
一般課程で得た基礎知識をもとに、さらに高水準の保険販売に関する専門知識・周辺知識を修得すること |
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生命保険 応用課程 |
応用力・実践力を養成し、ファイナンシャル・プランニング・サービスに必要な全般的知識を修得すること |
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生命保険 大学課程 |
業界共通教育体系の最高位に位置する課程で、生命保険や関連知識を専門的なレベルで修得すること |
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継続教育制度の標準カリキュラム
- コンプライアンス
- 法令上の禁止行為
- 適正な保険募集のために必要な知識
- 保険金等の支払い等アフターサービス
- 高齢のお客さまへの対応
- 保険代理店による保険募集に関するルール
- 銀行等による保険募集に関するルール
- 公的保険制度