生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

トップページ私たちの活動と考え方 経営の健全性向上の取組み

経営の健全性向上の取組み

お客さまの信頼に一層応える健全な経営を実現するために

生保産業は、国民の生活保障の一翼を担っている社会性・公共性の高い産業であり、生保産業が社会的使命を果たしていくうえで、経営の健全性向上は不可欠です。

私たち労働組合は、お客さまや社会の信頼に一層応える健全な経営を実現するため、働く者の立場から、経営に対するチェック・提言活動を通じて、コーポレート・ガバナンス(企業統治)の一翼を積極的に担っていく必要があると考えます。

また、「SDGs(持続可能な開発目標)」や「コーポレートガバナンス・コード」「スチュワードシップ・コード」「ESG投資(社会的責任投資)」等の社会的要請に応えていくことも、生保産業・生保労連にとって重要な課題です。
生保労連では、「ESG投資に対する基本的考え方」を踏まえ、国際協力機構(JICA)が発行する社会貢献債(ソーシャルボンド)へ投資を行っています。

 

経営の健全性向上に向けて 積極的な労使協議を

生保労連は、社会に貢献する産業・企業づくりの観点をより強く意識しつつ、以下のような点について、積極的に労使協議を行う必要があると考えます。

お客さまの信頼向上に向けた取組みの強化

①健全な業務運営の徹底、ガバナンスの強化

②コンプライアンスの徹底

③お客さまにとってわかりやすい経営情報の開示に向けた取組み

④社会一般・マスコミ等に対する広報活動


経営状況・経営方針等に対するチェック・提言の実施

①経営状況(海外事業の動向、経済価値ベースのソルベンシー・マージン 規制への対応等も含む)

②経営方針、経営・業務計画、経営戦略(商品面、資産運用面、販売面等)

③「SDGs(持続可能な開発目標)」「コーポレートガバナンス・コード」「スチュワードシップ・コード」「ESG投資(社会的責任投資)」「企業の人権尊重責任」等の社会的要請への対応状況

④「人的資本経営(人材育成、ダイバーシティ、健康、ウェルビーイング、従業員エンゲージメント等)」の実践状況