生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

トップページ運動方針 2020年度 運動方針組織の強化・拡大

2020年度運動方針

III. 組織の強化・拡大

1. 各組合の活動・組織強化を支援する

(1) 各組合に対する支援の強化

① 各組合との日常的な連携強化

中央執行委員会、常任執行委員会をはじめ、単位組合委員長会議、単位組合書記長会議、単位組合課題別情報交換会、単位組合オルグ、各組合への個別訪問および大会への役員派遣等を通じて、各組合との日常的な情報交換と一層の連携強化をはかる。

諸会議・行事の開催にあたっては、各組合のニーズを踏まえた効果的・効率的な運営に努めるなど、テーマ設定や運営面の一層の充実をはかる。なお、新型コロナウイルス感染症の状況を十分に注視しつつ、対面開催時には適切な感染予防対策を講じるとともに、状況に応じてWebや書面による開催等を検討する。

また、災害やパンデミックの発生時には、組合員の安全・安心を確保する観点から、各組合や連合等と連携の上、適宜対応を行う。特に、新型コロナウイルス感染症について、その状況を注視しつつ、適宜適切な対応を行う。

② 雇用・組織問題を抱える組合への支援強化

雇用問題および組合の組織問題について、当該組合と緊密に連携し支援・アドバイス等に努める。とりわけ、新型コロナウイルス感染症が組合員に与える影響を十分に注視し、各組合と一体となって総合的な対応を行う。支援等にあたっては、労働組合として的確な対応がはかれるよう、情報提供機能の充実をはかるとともに、雇用・組織問題全般について幅広い視点から研究・検討を行うなど、支援体制の強化に努める。

また、「『組織拡大』の着実な前進に向けた中期取組み方針<2014年1月〜2020年8月>」の総括や組織拡大に関する単位組合へのヒアリング等を通じて把握した各組合固有の課題の解決・実現に向け、引き続き当該組合への個別支援を行う。

③ ユニオンリーダーの養成と組合間の相互交流

今後の組合活動を担う人材の養成をはかるため、「ユニオンジャンボリー」および「イブニングセミナー」を開催する。

ユニオンジャンボリー(2019.9.20-21)

開催にあたっては、生保産業で働く仲間の絆・つながりをより深め、継続的な交流がはかれるよう、各組合間・組合員間の交流・情報交換とネットワーク形成をはかる。

加えて、「『組織強化・拡大』に関する今後の取組みの方向性」に沿い、各組合の教育体制やニーズ等を調査・把握しつつ、リーダー養成に資する研修の開催等を検討するとともに、各組合の取組みの参考となるよう、各組合で開催している研修・セミナー等に関する好事例の共有をはかる。

(2) 組合活動における男女共同参画の推進

機関意思決定の場への女性参画を推進し、組合組織の一層の強化をはかるため、「『男女共同参画の着実な前進に向けた中期取組み方針〈2014.1-2020.8〉』に沿った取組みの総括」および「『組織強化・拡大』に関する今後の取組みの方向性」を含む「新たな『中期方針』の策定に向けて」に沿い、組合活動における男女共同参画を推進する。

具体的には、単位組合書記長会議を中心に「『組織強化・拡大』に関する行動計画」に沿った各組合の取組みのフォロー・情報交換・情報提供を行うとともに、「ジェンダー平等推進委員会」を設置し「今後の取組みの方向性」に沿った取組みの推進をはかる。

また、「組合活動におけるワーク・ライフ・バランスの実現」に向けて、各組合の取組みに資するよう、単位組合書記長会議やジェンダー平等推進委員会における情報交換等を通じ、「中期取組み方針」の中間取りまとめ(2017年8月)で確認した「検討の視点」を充実させ、その共有をはかる。

あわせて、「『男女共同参画』の着実な前進に向けた中期取組み方針〈2014年1月〜2020年8月〉」に沿った取組みの総括や「今後の取組みの方向性」等を踏まえ、各組合の取組みの現状や課題認識の把握に努めるとともに、中央委員会に向けて新たな中期方針の内容に関する検討を進め、決定後は同方針に沿った取組みを推進する。

いきいきCafe札幌(2019.11.8)

女性のエンパワーメント向上、女性同士のネットワークづくり等をはかるため、女性組合員交流会「いきいきCafe」を開催するとともに、「ジェンダー平等推進セミナー」を開催し、ジェンダー平等をめぐる情勢や取組み事例の共有等を通じ、ジェンダー平等に関する課題の共有・取組みの推進に向けた意識の醸成をはかる。

また、組合活動への女性参画の積極的な推進をはかり、役員候補者育成につなげるため、生保労連および連合の男女共同参画関連の年間行事(諸会議・セミナー・集会等)への女性参加者を年度始に登録し、年間を通じた参加勧奨を行う。あわせて、登録者・各組合に対し各種行事の開催内容や女性参画推進に向けた情報を発信し、取組みの推進につなげるため、「いきいきNews」を発行する。
 加えて、中央執行委員会における審議および生保労連の活動全般に女性の視点を一層反映させるため、「女性特別中央執行委員」制度を設置・運営する。

(3) 生保労連の機能強化

チャレンジビジョン2030」で示した「労連運動の3つの方向性」に沿った取組みを着実に実践するとともに、同ビジョンの組織内外への理解浸透に努める。

また、社会的要請でもあり、「チャレンジビジョン2030」にて生保労連の「運動の基調」を策定する際に強く意識した「SDGs(持続可能な開発目標)」の観点から、生保労連の活動全般を検証し、今後の取組み等について検討を行う。

財政面については、「2019財政フォローアップ委員会」報告を踏まえ、引き続き効率的かつ効果的な活動を進め、今後の労連活動の裏付けとなる安定した財政基盤の確保に努める。

2. 働く仲間との絆・つながりを深める

(1) 生保産業における未組織労働者の組織化(組織拡大の取組み)

生保産業で働くすべての仲間の絆・つながりを深めるために、「『組織拡大の着実な前進に向けた中期取組み方針〈2014.1-2020.8〉』に沿った取組みの総括」および「『組織強化・拡大』に関する今後の取組みの方向性」を含む「新たな『中期方針』の策定に向けて」に沿い、未組織労働者の組織化(組織拡大)を推進する。

具体的には、単位組合書記長会議を中心に「『組織強化・拡大』に関する行動計画」に沿った各組合の取組み状況に関するフォロー・情報交換・情報提供を行う等、各種の取組みを行う。

また、組織拡大に関する単位組合へのヒアリング、「中期取組み方針」の総括等を踏まえ、引き続き当該組合との連携、諸会議での情報提供を通じて各組合への支援を行う。

あわせて、「中期取組み方針」に沿った取組みの総括や「今後の取組みの方向性」等を踏まえ、各組合の取組みの現状や課題認識の把握に努めるとともに、中央委員会に向けて新たな中期方針の内容に関する検討を進め、決定後は同方針に沿った取組みを推進する。

加えて、オブザーバー加盟組織の正式加盟の実現に向けた積極的な働きかけを継続的に行い、その前進をはかる。

(2) 国内外の働く仲間とのネットワークの強化

① 連合運動への積極的参画

産業別労働組合としての社会的責任を果たしていく観点から、連合諸会議・諸活動への参加、連合事務局・関係団体へのスタッフ派遣等を通じて、連合運動に積極的に参画する。参画にあたっては、発言力・政策提言力の一層の向上に努めるとともに、生保産業・営業職員への社会的理解の拡大に努める。

また、地方連合会未加盟問題への対応の一環として、地方連合会との対話を推進し相互理解の醸成に努めるとともに、地方連合会との連携のあり方について検討を行う。

さらに、連合運動について各組合・組合員への一層の理解浸透をはかるため、連合運動に関する情報提供(連合運動の「見える化」)を強化する。

② 他産別・友誼団体との交流

「中連懇話会」「金融四単産情報交換会」「金融商業労組懇談会」等の友誼団体を中心に、他産別と交流・情報交換を行い、生保産業・営業職員の社会的理解拡大や生保労連の政策諸課題の解決、労働諸条件の向上等に努める。

③ 国際交流

UNI(※)、国際労働財団等を通じて、海外の働く仲間との連帯・交流・貢献活動を推進する。

※UNI(ユニオン・ネットワーク・インターナショナル)
世界150ヵ国の商業、流通、情報、金融、サービス等のホワイトカラーの900の労働組合が加盟する国際労働組合組織。組合員は2000万人。生保労連は1998年にFIETに加盟し、UNI結成を経て現在に至る。

※UNI-LCJ(UNI日本加盟組織連絡協議会)

日本のUNI加盟組織がUNI活動への対応を検討し、意見調整をするための国内の協議会。2000年に発足し、2019年2月現在14組織、102万人が加盟。

3. 生保労連・各組合の活動への理解を広める

(1) 活動の「見える化」の推進

生保労連の組織強化の観点から、組合員一人ひとりに対して生保労連活動の内容・考え方の理解浸透をはかるため、各組合と連携し、広報活動のさらなる充実・強化を通じた生保労連活動の「見える化」を積極的に推進する。

具体的には、組合員により興味・関心や親しみを持ってもらえるよう、機関紙「ユニオンネット」について、読者アンケート結果等を踏まえ、継続的に紙面の充実・改善に努めるとともに、各組合における生保労連活動の「見える化」の一層の推進に向け、ユニオンネットのさらなる活用を促進する。

あわせて、ホームページの内容面・運営面のさらなる充実をはかるとともに、「マンスリー労連ニュース」やイントラネット、「生保労連公式Twitter」を通じ、生保労連活動の積極的かつタイムリーな情報提供に努める。なお、イントラネットについては、各組合との日常的な連携を強化する観点から、その周知・活用促進に努めるとともに、Twitterについては、生保労連に対する一層の興味・親しみを持ってもらえるよう、適宜、幅広い話題を発信する。

さらに、「生命保険U&Uネットワーク」や「くらしと生命保険を語る会」等を活用し、組合員に対し直接生保労連の活動紹介を行うなど、生保労連活動のさらなる「見える化」に努める。広報活動にあたっては、生保労連公式キャラクター「ぱおん」を活用し、生保労連の認知度やイメージのさらなる向上をはかる。

また、「広報担当者会議」を開催し、各組合における広報活動の充実・強化につなげるとともに、組合間の情報の共有化に努める。