50周年記念レセプション
決意を述べる松岡委員長
執行部一丸となって「がんばろう三唱」で締めくくり
生保労連は、2019年8月21日の第51回定期大会終了後、都内ホテルにて「結成50周年記念レセプション」を開催しました。当日は、連合や行政関係者をはじめ、生命保険協会・生命保険会社、労働組合関係者ら総勢約230名の方々とともに、これまでの労連運動の歴史を振り返るとともに、これからの労連運動と生保産業の発展に向けて、新たな一歩を踏み出しました。
冒頭、主催者を代表して松岡委員長より、先人たちへの感謝の気持ちと、「チャレンジビジョン2030」に沿った今後の取組みへの意気込みを力強く述べました。
その後、来賓のみなさま方からご祝辞をいただいた上で歓談に入り、会の締めくくりとして、和歌山副委員長の音頭の下、労連執行部と参加者全員とで団結を誓い合いました。
来賓の方々からのお祝いと激励のメッセージ(概要)
当日は、ご来賓のみなさまを代表して、5名の方からお祝いと激励のメッセージを頂戴しました。
連合・神津里季生会長
生保労連は50年もの長きにわたり組合員の労働条件を維持・向上し、さらには、営業職員の方々の社会的地位を高める運動を展開してこられました。このことにまずもって敬意を表します。
技術革新の進展等、生保産業を取り巻く環境は今後も大きく変化すると予想されますが、持ち前の政策力を発揮しながら、今後さらに発展することを祈念申し上げます。
金融庁・遠藤俊英長官
生命保険産業で働く営業職員のみなさんは、顧客本位の業務運営の観点からもフェイス・トゥ・フェイスの強みを活かし、これまで以上に契約者一人ひとりにあったサービスを提供していくことが重要です。地域に根ざしたみなさんの活動が、契約者の安心や利便性の向上につながるよう、期待申し上げます。
生命保険協会・小林研一副会長
生保労連との間では、1974年3月より、定期的に「雇用制度に関する労使協議会」を開催しており、その歴史は今年6月で383回に及びます。
その中で、営業職員の専業体制や業界共通教育制度等、現在の生保産業の礎となるものをともに築き上げてきました。2017年12月に採択した「働き方改革に向けた労使共同宣言」にもあるように、生保産業の力の源泉は、産業にかかわる者一人ひとりにあるものと考えています。
引き続き、労使で力を合わせ、お客さまからの信頼をさらに高めていきたいと考えておりますので、ご協力をお願い申し上げます。
横路孝弘前衆議院議員(元生保労連支援議員)
この50年間、生保関連税制や郵政民営化等といった産業政策課題から営業職員体制に関する課題、さらにはワーク・ライフ・バランスやパート・契約社員の問題、男女共同参画等、大変幅広い分野について真摯な議論を重ね、活動を積み重ねてこられたことに、心から敬意を表します。次の50年、さらに大きな決意をもって大きな役割を果たされますこと、この間の感謝の気持ちも込め、心から祈念申し上げます。
大畠章宏前衆議院議員(元生保労連支援議員)
生保労連は、地域・現場の声を丁寧に拾い、それをベースにして様々な問題点を的確に訴える取組みを継続して展開してきたからこそ、国政や行政はその声に耳を傾けてきたのだと思いますし、産業別労働組合として大変大きな力を得ているのだと思います。国民の生活不安や将来不安が高まる中、生保産業がそれを払拭すべく一層発展されますこと、心から祈念申し上げます。
※役職名は当時のもの