働くものはもともと一人ひとりでは弱い存在です。たった一人で会社に想いをぶつけても、耳を傾けてもらえるかわかりませんし、そもそも一人で会社に何かを要求することは、とても勇気がいることです。
そこで憲法は、働くものが会社と対等に話し合えるように、労働組合をつくって会社と交渉する権利を保障しています。つまり、労働組合があってはじめて、職場のさまざまな問題を会社と対等な立場で話し合う権利が保障されるのです。
私たち生保労連とその加盟組合は、一人ひとりの従業員が安心と働きがいをもって仕事ができるように、職場の声を会社に伝え協議することを通じて、労働条件や職場環境の改善・向上をはかっています。また、会社がお客さまの負託に一層応えられるよう、経営チェック・提言機能の発揮にも努めています。
このように、日ごろから健全な労使関係を築き、風通しの良い協議を行うことが、従業員・会社・お客さま各々の発展につながるものと考えています。
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