2022年12月01日
みなさん、こんにちは。組織と政策を担当している、書記局の小島です。 「誰にとっても歯は命」の投稿以来、約5年半ぶりのブログとなります。
さて、現在、4年に1度のサッカーの祭典、ワールドカップが初めて中東の地、カタールで開催されています。みなさん、寝不足気味ではないでしょうか。
私は、通っていた高校がサッカーの「かつての名門」と言われる学校だったこともあり、高校時代からバスケットボール部員でありながらサッカーが大好きになりました。1998年のフランス大会に初出場して以降、7大会連続で本戦に出場している日本代表、私の高校時代には全く想像も出来ないことです。
みなさんよくご存じのとおり、1994年のアメリカ大会への出場権をかけて戦っていた1993年、あの「ドーハの悲劇」で本戦初出場を阻まれ、同年5月に発足したJリーグへの悪影響を含め、日本のサッカーの火が消えてしまうのではないかと懸念しましたが、その後も「火」は消えることなく、今では「当たり前」のように本戦出場が求められ、それを実現している日本代表を、心から誇りに思っています。
さて、本題ですが、「ドーハの悲劇」を選手時代に経験した日本代表の森保監督が就任の際にコメントしていたことで、最も腹に落ちた言葉として紹介したいのが、題名にある「世代(年代)間の融合」という言葉です。サッカーのみならず、すべてのスポーツ、すべての組織において、「世代交代」という言葉が、特に気にすることも無く、当たり前のように使われているように思います。かくいう私も、よくこの言葉を使っていると思います。ですが、よくよく考えてみると、世代交代という言葉には、ベテランと言われる層にとって、「もう、自分は必要とされていないのではないか」という、ネガティブな印象を与えている面があるような気がします。(自分がベテランの域に近づいてきているので、そう感じるのかもしれませんが・・・)
そこで、森保監督は、あえて「世代交代」という言葉を使うのを極力避け、「世代(年代)間の融合」という言葉を使っているのではないかと、私はそう感じています。実際に、現代表メンバーを見ますと、東京五輪世代とワールドカップ経験者がバランスよく選考されているように思いますし、チーム内の雰囲気も大変良いと報道されています。
他のワールドカップ出場国の戦いぶりを見てみても、アルゼンチンのメッシ、ポルトガルのロナウド、フランスのジルー等、ベテランと言われる選手がスタメンを張り、若手の台頭があるチームが、良い戦いを繰り広げているように感じます。
今、私はこのブログを日本がコスタリカに敗れた直後に執筆しています。ドイツに歴史的勝利を挙げた後だけに、余計にショックが大きいですが、「世代(年代)間の融合」によってさらにチーム力を高めた日本代表がグループリーグを突破し、ベスト8以上という「新しい景色」を共に味わえるよう、精一杯応援したいと思います。
がんばれ! ニッポン!!
2022年11月16日
みなさま、こんにちは。
副委員長の大垣です。
副委員長3年目となり、本ブログを書くのも2回目となりました。
前回(2021年1月)書いた「おすすめドラマのご紹介」の記事がとても好評?でしたので、今回も紹介させていただこうと思います。
日本テレビ系で絶賛放映中の「霊媒探偵 城塚翡翠」をご存知でしょうか?原作の城塚翡翠シリーズはミステリーランキングを総なめにし、累計60万部を突破しています。
犯人が視える能力を持つ“霊媒師”城塚翡翠だったが、彼女の霊視には証拠能力がなかった、ある日出会った“推理作家”の頭脳を武器に、「霊視と論理」を組み合わせて事件の真相を明らかにしていくストーリーで・・・。
と紹介記事を書いていた矢先、テレビドラマ史上前例のない驚愕の展開に!その結果、ネタバレ厳禁になりました。私がお伝えできるのはここまでです。
ぜひ「霊媒探偵 城塚翡翠」をネット検索せずにはじめから見ていただくことをお勧めします。
ちなみにフジテレビ系の「silent」は見ていない私ですが、信じてください。
話は変わりますが、先日、政策研究会に初めて参加しました。生保労連では、各種政策課題に関する直近の情勢等について、情報の共有化および理解促進をはかるべく、支援議員との「政策研究会」を適宜開催しており、コロナ禍で3年ぶりの開催となりました。
生保労連から生保関連税制をはじめとした政策全般について説明したあと、支援議員の先生から質問・アドバイスをいただきました。
鋭いご質問や、とても参考になるアドバイスをいただき、大変有意義な時間となりました。
私自身も直接支援議員の先生方とお会し、貴重な経験をさせていただきましたので、今後の組合活動に存分に活かしていきたいと思います。
2022年11月08日
みなさん、こんにちは。書記局の中町です。9月から上部団体である連合の外郭団体「公益社団法人 教育文化協会」に出向しています。
今年で入局して15年が経ちますが、初めて別団体への出向という経験をさせていただき、これまでとは全く異なる事業に携わらせていただいています。しばらくは生保労連の外側から生保労連・組合員のみなさんのお力になれるよう、日々精進してまいります。
さて、教育文化協会はお茶の水にあります。お茶の水を含めた神保町・神田界隈には400を超えるカレー店があるそうで、毎年その中からナンバーワンカレーを決めるべく「神田カレーグランプリ」が開催されています。その一環として、各店をめぐるスタンプラリーが開催されており、制覇した店舗数に応じたグレードの「マイスター賞」をもらうことができます。
▲1ヵ月ちょっとで10店舗を制覇しました!
私はカレーが大好物なので、ぜひこのマイスター賞にチャレンジしたいと考えていたのですが、一番ライトな賞でも25店舗めぐらなければいけません。さすがに昼休みだけでこれだけの店舗数をめぐるのは時間と増える体重への懸念から断念し、まずはマイスターの前の「バディ賞」(10店舗制覇)を目標にお昼休みのカレー屋めぐりを始めました。 本当にたくさんのカレー屋があり、インド風、日本風、洋風、つけ麺、鍋焼きうどん、カレーパン、あらゆるカレーを食べました(^^) 毎日食べても飽きないのがカレーの醍醐味です。
そして10店舗を制覇し、無事「バディ賞」をゲットすることができました。 千代田区の観光大使リラックマの描かれたかわいいカードです。 このカードを持っていると優待が受けられるお店もあったりするとか?!
▲入口をくぐるだけで テンションがあがります
ちなみに、神田カレーグランプリ自体は、先週末に予選を通過した20店舗によるグランプリ決定戦が行われました。当日は20店舗が実際に出店し、来場者の投票によってグランプリが決定します。コロナ禍で3年ぶりのリアル開催となり、私も3年ぶりに参加しました。お店で食べるよりも小さめサイズなので数店舗分ぺろりと食べられます。私も5店舗のカレーを食べました。お店をめぐるのも楽しいですが、こうして一度にたくさん味わえるのも楽しいです。
カレーグランプリは幕を閉じましたが、スタンプラリーは12/15まで開催中です。これを読んで気になった貴方、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。その時にはぜひお茶の水の連合会館(教育文化協会の入っているビルです)にもお立ちよりください。お待ちしています。
2022年10月17日
はじめまして、生保労連で副書記長をしております松田です。よろしくお願いします!
生保労連には8月末に着任しましたので、着任から早2カ月が過ぎようとしています。
「まだまだ右も左もわからない状況ですが頑張っております」と言いたいところですが、そんな事を言っていたら、「甘えるな!」と各方面からお叱りを受ける予感がするので、何も言わないでおきます。
写真①
生保労連の副書記長は幅広い職務を担っており、国際担当にもなっていますので、着任早々の私も、9月13日~15日にアイルランドの首都ダブリンで開催された「UNI金融部会カンファレンス」に参加してきました。会議の様子は「機関紙 Union Net (ユニオンネット)672号」に掲載されておりますので、今回のブログでは、会議以外の出張中のエピソードを中心にお伝えします。(Union Netには当件以外にも有益な情報がたくさん掲載されておりますので、是非お読みください!)
みなさんは、アイルランドがどのような国かご存知でしょうか?アイルランドは北大西洋のアイルランド島にある国であり、北海道よりひとまわり小さい面積の国になります。(写真①)
写真②
アイリッシュウイスキーやギネスビール等が有名ですが、私がアイルランドを初めて知ったのは、2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップです。福岡選手のトライ等で日本が強豪アイルランドを19 – 12で撃破したことを覚えている方もいらっしゃるのではないしょうか。(写真②)
写真③
今回のアイルランドへの移動は、フィンランド・ヘルシンキを経由し、飛行機で約19時間もかかる長旅になりました。北極圏の上空を横断するルートでしたので、移動中に現在地を確認した時は「北極の上を飛んでいる!」と、非常に興奮したことを覚えています。(写真③)
写真④
アイルランドに到着して最初に衝撃を受けたことは、屋外・屋内・会議中問わず、マスクを着けている人がほとんどいないという事でした。海外の映像等を見て、状況は把握しておりましたが、日本では多くの人は屋内外問わず、マスクを着けているため、日本と海外とではコロナ対策・国民の受け止め方に大きな違いがあると改めて感じました。(写真④)
写真⑤
ここからは、アイルランドでの食事についてご紹介します。会議会場となったホテルでの食事は、ヨーロッパやアジア等、様々な国から参加者が集まっているからなのか、イタリア料理のラザニアやパクチーをふんだんに使ったアジア系の料理が提供され、いずれも美味しくいただくことができました。会場近くのお店には、ハンバーガーやポテト、チキン等のジャンキーなメニューが多かった印象ですが、パスタ(ソフト麺のようでした)以外は、比較的美味しくいいただけました。(出張している中で一番おいしかった料理は、帰りのヘルシンキ空港で食べた熊本ラーメンでした)(写真⑤) そして、アイルランドといえばギネスビールということで、毎晩ギネスビールをいただきましたが、非常にクリーミーで味もコーヒーのような絶妙な苦みがあり、日本でもお店にギネスビールがあれば、必ず注文したいと思える大変美味しいビールでした。(写真⑥)
写真⑥
また、アイルランドではアイリッシュウイスキーが有名ということで、ウイスキーにも挑戦しました。私はそれほどお酒が強くなく、日本でウイスキーを飲む場合はもっぱら「ハイボール」になります。ウイスキーの本場で飲むハイボールはさぞかし美味しいのだろうと思い、店員の方にウイスキーの銘柄を指さしながら「highball」とオーダーしましたが、うまく通じませんでした。これはおかしいと思い、急いで調べてみると、海外での「highball」は度数の強いスピリッツ等の炭酸割りを意味するらしく、恥ずかしい経験となりました。ハイボールの場合、正しくは「~with soda」、ロックで飲む場合は「~with ice」となるらしいです。また、店員の方からは、ハイボールで飲むのは論外で、ロックで飲むのも好ましくなく、ストレートで飲まないと本来のウイスキーの良さが分からないと説明を受けたので、何度かストレートで飲みましたが、途中からは覚えたての「~with soda」で本場のウイスキーを美味しくいただきました。
今回は、人生で初めて海外での会議に参加し、様々な貴重な経験をさせて頂きました。会議では、各国・地域の状況についての議論が行われ、日本と諸外国では労働組合の位置づけや課題は異なる部分があるものの、労働者・組合員のために何ができるのかを考え、行動するといった基本原理は同じであり、国や地域を超えた連帯・団結の重要性を肌で感じることができました。
生保労連としては、今後も、国際会議をはじめとした国際活動への参画を通じて、海外における各産業の現状や共通の課題(新型コロナ、デジタル化による雇用減少、東アジアにおける少子高齢化等)について情報収集・共有を行うとともに、日本国内を含めた他の産業の方々に、生保労連の取組みや、生保産業・営業職員の社会的役割をより深く理解いただくための取組みを進めていきたいと考えています。
2022年10月02日
みなさん、こんにちは。労働局の瀧澤です。ブログは約4年ぶり、これまでは「愛車で…シリーズ」を連載させていただきましたが、今回は別のテーマで書きたいと思います。
さて、コロナ禍になってから、「巣ごもり需要」ということばが生まれましたが、コロナ禍の中で需要が増えた商品・サービスって、みなさん、どんなものが思い浮かぶでしょうか? その一つに、楽器があることをご存じですか?
私は、高校生時代は吹奏楽部に所属し、関東大会出場をめざしていました。また、大学生時代は、スタジオミュージジャンをやっているメンバーと、山下達郎、ユーミン、オフコースなど、当時でいう「ニューミュージック」というジャンルを演奏するバンドを組んでいました。高校生時代は、コントラバス、大学生時代はエレキベースを担当していました。自分でいうのはなんですが、そのスタジオミュージシャンをやっていたメンバーからは、「お前、8ビートの曲であれば、プロでもやれるね」といわれていました。8ビートであればという但し書き付きで、16ビートのノリに弱そうなのは、私をご存じの方は納得されるかもしれません。
何を隠そう、御年59歳で未だに女性メンバーに囲まれながらバンド活動をやっておりますが、本日は私の楽器コレクションを紹介しましょう。
①高校生のときに、親のすねをかじって買ってもらった、泣く子も黙るフェンダーのプレシジョンベース。1975年製で、ギターやベースは古いものほど、音がよくてかっこいいといわれます。楽器屋さんにメンテンナンスにもっていくと、「いい音しますね!」といわれます。年季がはいっており、持ち主と同様に、とても渋い外観です。
②大学生のときに、バイトでお金をためて買った、ムーンという日本のメーカー製の、ウオルナット(くるみ)ボディ、EMG(アメリカのメーカー)のピックアップ、ゴールドパーツと、1980年代の香りがぷんぷんするエレキギターです。EMGのピックアップなので、いわば、現代的な音がします。ノイズがないのもメリットです。
③10年前に買った、ヤイリという日本のメーカー製のアコースティックギター。一部、希少な木材が使われており、カッタウェイ(高いフレットが弾きやすいようにカットされた部分)が独特な形状です。色合い、見た目が気に入りました。弾きやすく、音の響きもよいです。ありがたいことに、同社のギターは永久保証です。
④これは、正確にいうと妻の楽器なのですが、ピアニストである妻に、結納金代わりに買ってあげた、ヤマハの電子ピアノです。電子ピアノとしてはなかなかいい値段がします。しかしながら、妻が親の介護でずっと実家に帰っているので、自分で、右手のみで週に1回くらい弾いています。
私は学生の頃から、いわゆる耳コピ(耳で聞いて、プレイを再現すること)が苦手で、TAB譜(どこの弦のどのフレットを押さえればよいかわかる譜面)が記載されている一冊3,000円位するバンドスコアを良く購入しましたが、最近はYouTubeで、学生時代に流行った曲のTAB譜がたくさん掲載されており、嬉しくなってしまいます。最近も、高校生の頃ヒットした「Blue Lagoon」をコピーし、すっかり高中正義になり切ってしまいました。