生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

生保労連のつなげる、つながるブログ

休日は 男磨かず 靴磨く

こんにちは。組織局・政策局の小島です。

昨年9月に、連合の関係団体である教育文化協会から生保労連に復帰し、初のブログとなります。

 

さて、このブログで紹介されているとおり、みなさん、非常に多くの趣味をお持ちですね。私はというと、さして披露できるような趣味もなく、「はて、どうしたものか」と思っていました。

 

そこで、「何か趣味と実益を兼ねたものは無いものか・・・」と常々考えていたところ、思い立ったのが「靴磨き」です。

 

私が生保労連に入局して数年が経った頃、とある副委員長(後に委員長)から、「とにかく、靴だけはいつも綺麗にしなさい」と、口酸っぱく言われたことが、20年近くの時を経て、ふと頭を過りました。

そして、生保労連への復帰を機に、休日には必ず一足、靴磨きをしています。

 

 

基本的な手順は、①ブラシでサッと汚れを落とす⇒②乳化性のクリームを薄く塗る⇒③ブラシをかけ、余分なクリームを落とす⇒④油性ワックスを爪先と踵に薄く塗り、少量の水を含ませた布で優しく擦る(この作業を、爪先と踵が光るまで何度も繰り返す)⇒⑤ストッキングを使って全体を磨く、です。

 

上記の手順のなかで、④の作業中が一番心が安らぐ時です。たとえ、大して光らなくても良いのです。所詮自己満足の世界なのです(笑)。爪先を優しく擦りながら、様々なことに思いを巡らす、それが今の私にとって一番大切な「自分だけの時間」となっています。

 

ちなみに、靴磨きのなかで一番大変なことは、①~⑤の手順にはありません。それは、靴磨きを終えた後の「手洗い」です。毎回、靴を磨き終えた後、はたして靴を磨いているのか、手を磨いているのか、自分でもよく分からなくなってしまいます。

 

自分で磨いた靴で出勤する朝は、とても気持ちが良いものです。これからも怠けることなく靴磨きを続け、出来れば男も磨きたいと思う、今日この頃です。

初めての単身生活

みなさんこんにちは。中央副執行委員長の小川です。生保労連の活動には今年度から携わっています。

生保産業の発展のため、皆で力を合わせ日々努力している姿を見ると毎回勉強になり、また生きている喜びを感じます。

 

私事ですが、63歳にもなって人生初めての単身生活を経験することとなり、なんとか6ヶ月が過ぎました。家族も心配したのか、最初のうちは頻繁に電話が架かってきていましたが、今ではサッパリです。

世間でよく言われる「亭主元気で留守がいい」をきっと実感しているのでしょう。

 

単身生活となると、食生活が偏りがちになると聞いており、地方での会議やオルグ等がないときには、なるべく近所のスーパーで食材を買い、自炊するように心がけています。

食事を作る楽しさは少しずつ感じるようになってきましたが、後片付けと洗濯はさすがにだるいです。

 

休日に時間を持て余すときは、昨年暮れから、何故か「イルミネーション」を撮影して回る癖がつきました。夜型人間になってしまったのか、夜の街がきれいすぎるのか、今までこんな趣味はなかったのですが、写真に収めてみるとなかなかのものです。(※編集注:下の写真はクリックすると拡大できます。ぜひ綺麗な画像でご覧ください!)

 

これからも、都会の「夜の四季」がどんなものなのか、思い出づくりに暇を見つけて出歩いてみようと思っています(酒場放浪記ではありません。念のため)。単身生活の楽しみ方を伝授下さる方はご連絡ください。

 

 

立ち寄り湯のススメ

こんにちは、広報委員会を担当している篠原です。

 

突然ですが、みなさん、お風呂で湯船にしっかり浸かっていますか?

現代病の「肩こり」は、解剖学的に言えば、主に僧帽筋の上部線維と肩甲挙筋が縮んでいることを指し、湯船に浸かりながらゆるめるのが効果的です。カラダの仕組みについてはまた今度詳しくお話ししたいと思いますが、旅行の大好きな我が家では、旅行先を決める際、だいたい温泉地が候補にあがります。称して「肩こり養生ツアー」です。

 

そこで今回は、これまでに旅した中でおすすめの温泉をご紹介したいと思います。

 

愛媛県 鈍川温泉 鈍川せせらぎ交流館(ぬめっと度☆☆☆☆☆)

愛媛県で有名な温泉は「道後温泉」ですが、ここから30分ほど車で走ると、「鈍川(にぶかわ)温泉」が山の中にぽつんと現れます。大きな温泉街ではありませんが、「鈍川せせらぎ交流館」は立ち寄り湯ができる施設です。

外見は公民館のような質素な建物ですが、お湯はぬめっとしてアルカリ性の美人湯です。

ひっそりした外見ですがいいお湯湧いてます

ひっそりした外見ですがいいお湯湧いてます

お湯がやわらかく、肌はつるつるに!ジャグジー、ジェット、露天、サウナなど、お風呂の種類も充実しています。シャンプーとボディーソープはありますが、タオルは有料、ロッカーは10円が必要です。

素朴なおいしさです

 

 

 

ここには武田屋の「八幡饅頭」が置かれており、タイミングがよければほんのりあたたかいものを買うことができます。あっさりした黒糖餡と、卵と小麦粉だけのほどよい厚さの皮が最高においしくて、私の温泉饅頭ランキングの中でもかなり上位です。

 

大分県 湯布院温泉 庄屋の館(幻想度☆☆☆☆☆)

おんせん県といえば大分県!別府と湯布院が有名ですね。別府のおすすめは「別府温泉保養ランド」!石鹸使用禁止の混浴「泥湯」です。ただ、ここは亜種扱いになりそうなので、ご紹介はまた今度…。

今回は湯布院のおすすめを。由布院駅前から車で5分程度(歩けないこともありませんが、上りの山道なのでタクシーがおすすめです)、「庄屋の館」は宿泊の各別宅にも温泉がついているのですが、立ち寄りができるのは大露天風呂の方です。

見てください、この綺麗なブルー!(誰もいない時に撮らせていただきました)

ここのお湯は「メタケイ酸」を非常に多く含んでおり、湧き出た時は無色透明ですが、空気に触れて時間が経つにつれて、化学反応により美しいブルーのお湯になります。私が行った時は乳白がかった綺麗な青がしっかり出ており、裏手に見える由布岳と相まって幻想的な美しさでした。

お湯はさらっとしていて100%かけ流しです。ただ、洗い場は外のため、冬場はちょっとツラいものがあります。ここもタオルは有料です。

 

全部食べてみました(食べ過ぎ?)

温泉の外には売店とちょっとした休憩所があり、温泉卵や温泉プリン、温泉饅頭が食べられます。温泉饅頭には飲用温泉がついてきて、まろやかなお湯を味わうことができます。

 

入浴剤「旅の宿」と同じところを巡ったり、入浴施設の名前入りタオルを集めたりと、飽きることのない温泉巡り、このペースでいけばあと数年で50か所!記念すべき50か所目には、ぜひ北海道・長万部にある秘湯、二股温泉に行きたいと思っています。

みなさんのおすすめの温泉はどちらですか?

育児休業を終えて

こんにちは。昨年8月より書記長を務めております大長です。

 

前回のブログが昨年4月。その時も話題にした娘は、1歳9か月になりました。最近は、単語をつなげて話せるようになりました。ただ、私が家にいても「とと(私のことをこう呼びます)、かいしゃ」と言い、目の前にいるのに・・・と残念な気持ちになることがあります。しかし、そんなことばかりではなく、寝る前に「おとうさん、おやすみ」と言ってくれたり、日に日に話す言葉が増えてきてびっくりします。

 

さて、今回は、先月末に一週間取得した「育児休業」のことを書きます。

これまでも、だいたいの朝は娘の体温測定・着替えをし、妻と娘を見送った後に食器を洗ったり、できるときに家事をしたり、たまに一人で娘を見ることもあったりと、育児の苦労は若干ながらもわかっていたつもりでしたので、あえて育休を取得しなくてもいいのではと思っていました。しかし、取り巻く情勢を踏まえつつ、主体的な判断のもと、このタイミングで取得することにしました(笑)。

 

まずは、事前準備です。労連の諸々の運営を考慮した結果、年度始の8月時点で、書記局内の共有スケジューラに育休取得予定を登録しておきました。本来であれば、妻が育児休業から職場に復帰する10月に取得することも考えられましたが、すでに予定が埋まっており、仕事のスケジュールを優先した形になってしまいました。

作成した予定表

作成した予定表(クリックで拡大!)

取得直前には、予定表を作成しました。「この期間の家事・育児はすべてやる!」という意気込みのもと、妻・娘の予定をベースに、三食の献立を何にするか、いつ買い物に行き何を買うかを、エクセルにまとめていきました。この時点で、妻から「仕事みたい・・・」と指摘を受けつつも、適切なアドバイスをもらいながら、立派な予定表ができました。

そして、初日。朝ごはんを作ろうと思ったら、予定表の献立にある「パン」がない。スタートラインに立つ前から、つまずいた感じでした。翌日の朝食と献立を入れ替え、朝食をとり、妻を送り出し、食器を洗い、娘を保育園に送っていきました。その後、年末大掃除を先送りしてこの期間にやることにしていた換気扇掃除のグッズを調達し、2日間の献立を踏まえた買い物に行き、(ダラダラ日中を過ごし)、夕飯の準備をして、娘を迎えに行き、3人でご飯を食べ・・・、とほぼ予定通り事が進みました。

2日目です。ここが一つのヤマだと思っていました。せっかくなので妻が一日外出する予定を入れ、娘が朝起きて寝かしつけまでを一人でやる予定としました。朝起きた瞬間、私しかいないので、娘は「かか~(妻のことをこう呼びます)」とぐずぐずしながらも、朝食をとりました。午前中に外に遊びに行こうと準備をし、さあでかけようという時に、「おうち!」と言いだし、外で遊ぶことを断念しました。

昼食は作りすぎたせいもあり後半は散らかしはじめてしまい、その後、昨日買い忘れたものを買いに2人でスーパーに行きました。いつもは妻もいるところで娘を見ているので、あちこち行くのに付き合っていればいいだけなのですが、買い物をしながらそれをするのも一苦労です。

家に帰り、夕飯の準備もあと少しで終わりというところで「とと」と娘に声をかけられ一緒に遊び、準備は一時中断。何かとスムーズにいきません。一緒にお風呂に入った後、寝ようとベッドに入っても、あっちへごろごろ、こっちへごろごろ、それが終わると「かか~」と・・・。「私はととよ」と思いながら、それにもめげず何とか寝かしつけ、自分も一緒に寝てしまったところで妻が帰ってきました。

ところが、チェーンロックを閉めてしまっており、チャイムも電話の着信も気づかず、冬の寒い中、30分くらい外にほったらかしにしてしまいました。偶然起きて着信に気が付き、不機嫌な妻を迎え入れ、何とも言えない感じで一日が終えるかと思いきや、妻が「熱があるんじゃない?」と一言。娘の熱を測ってみると39度を超えていました。確かにちょっと熱いかな、とは思っていたのですが、そんなことになっていたとは・・・。妻の機嫌がどうこういう状況はふっとび、いったんは様子を見ることにしました。

 

このペースでいくと終わりそうもないので、スピードアップします。

その後の数日間は、旅行に行く予定で休みをとっていた妻と一緒に育児・家事ということになりました。事前に献立を作ったので食事は作りましたが、体調が悪いせいで娘の機嫌が冴えないこともあり、育児については妻が主体となりました。せっかくの育児休業だったのですが・・・。

そんなこんなでしたが、最終日は娘の体調もほぼ回復し、妻も会社に行くことになりました。とはいえ、娘は本調子ではなく、夜しっかり眠れていないせいもあり、計5時間以上の昼寝。それも抱っこだったので、思うように家のこともできず、遊ぶこともできず、という感じでした。

 

こうして、一週間を終えました。まずは、ずっと一緒にいたことで、娘との絆が深まったのでは、と(勝手に)思っています。また、娘と接しながら家のことをやっていると、あっという間に一日

食事の後、区報を読み込む娘

食事の後、区報を読み込む娘

が終わってしまい、あれ今日何やったっけ?という感じでした。妻が職場に復帰する前によく言っていたことで、その当時はそんなものかなと思っていましたが、その感覚も体験できました。

また、「イクメン」という言葉がありますが、育児もさることながら、家事もやることが大事であることを改めて認識しました。

 

職場の皆さんの理解もあり、一週間の育児休業が取得できました。やってみなければわからないこともありましたし、思っていたことを再確認する意味合いでも、非常に良い経験ができました。これからも共働きでの育児になるので、周りにも事情をご理解いただきながら、出来うる限り家事・育児に携わることを改めて決意し、終わりにします。

節分

みなさん、こんにちは。副委員長の不川です。

 

さて、2月3日は節分でしたが、みなさんはいかがお過ごしでしたか?

私の家の節分はというと、平日、私が帰宅してからの豆まきでは子供たちが寝る時間になってしまう。でも、私がいないと鬼役がいなく豆まきが盛り上がらない。ということで、3日の朝に豆まきをし、夜は子供たちの作った恵方巻きを食べるというのが近年のパターンになっています。私が鬼役じゃなくても良いのでは?とも思いますが・・・

それはさておき、みなさんの家庭、地元では節分に何をまきますか?

私の家ではごくごくシンプルに炒った大豆をまいていますが、ふと子供の頃を思い出すと、実家では豆と一緒に「おひねり」がまかれ、当時の私には、頑張って集めた分だけお小遣いになる一大イベントでした。

 

大豆の代わりに落花生をまく地域があることはよく聞きますが、同僚達に節分のことを聞いてみると、豆と一緒にお菓子やみかん、お餅、玩具をまくなど色々あり、何を食べるかも、恵方巻き、イワシ、こんにゃく、けんちん汁など様々でした。北海道出身の私は、CMで見て初めて恵方巻きというものを知りましたが・・・。

 

また、もともと豆まきは、邪気(鬼)を追い払うことを願って「福は内、鬼は外」という口上になったそうですが、鬼を祀っている神社や名字に「鬼」のつく家などは、鬼を追い出すと縁起が悪いということで「福は内、鬼は内」、「福は内」だけ、「鬼は外」の代わりに「悪魔外」など、口上にも色々あるそうです。

 

古くは宮中行事から始まったと言われる豆まきも、周りに聞いてみると、今ではその作法や過ごし方には様々な風習があり、節目の日に家族や地域で一緒に楽しむイベントになっているようですが、一年を健やかに過ごしたいとの思いは、どれも同じように感じます。

 

今年もはや一カ月が過ぎましたが、一年の無病息災を願いつつ、まずはみんなで良い春を迎えに行きましょう。

 

ちなみに、今年は、家族4人で食べた豆の数が108粒となり、煩悩も追い払った我が家の豆まきでした。