2021年10月15日
みなさん、こんにちは。今年度より組織委員会を担当しております、副委員長の勝田年彦です。どうぞよろしくお願いいたします。
初めての投稿となりますので、今回は簡単に自己紹介をさせていただきます。
大阪生まれ大阪育ちの55歳。時代が昭和から平成に移り変わった1989年に総合職で入社。その年の新語・流行語大賞には「24時間戦えますか」がランクインしていました。当時は、生保業界が世界から「ザ・セイホ」と呼ばれていた時代でした。 入社後、千葉、大阪、横浜で勤務ののち、長野でオリンピックが開催された1998年の10月に、縁あって長野市に機関長として赴任。当初は築30年超の社宅住まいでしたが、妻の希望で社宅を出て賃貸住宅に住もうと不動産会社に行ったところ、「長野なら家賃支払いと同等の住宅ローン支払い額で家が買えますよ。」というわけのわからない理論に納得してしまい、そこから急激に妄想が膨らみ始め、機関長職を続けながら、単身赴任をすることなく、子供の成長を見届けるというライフスタイルを思い描いてしまいました。
そして、1か月も経たぬ間にマイホームを購入。その後、(順番が逆ですが)勤務地限定の営業管理職への変更希望を申し出、紆余曲折はありましたが受理されました。 当時は、全国転勤・単身赴任は当たり前、地域限定職種への職種変更制度もない時代であり、今思えば、何とも大それた考えでしたが、制度を作ってくれた本社担当部署の計らいと、私を受け入れてくれた職場の仲間には、感謝してもしきれません。 その後、ワークでは機関長職を続け、沢山の営業職員と喜び・苦労を共有し、ライフでは、子供たちが所属した野球チームで長くコーチを務めたことで、沢山の家族共通の思い出ができたことは私の人生の宝物です。
職種変更から二十数年。ようやく時代が私に追いつき(?)様々な働き方を、柔軟に選べるようになってきましたが、それに伴う制約によっては、何かをあきらめざるを得ないこともあると思います。それでも、一度きりの人生ですから、自分が理想と考えるワークライフバランスを実現できるような働き方を思い切って選択すれば、後悔は残らないはずです。 かくいう私も、この7月から生保労連専従となり、長野を離れ単身赴任しております。(笑) 子供たちも親元を離れたので、妻との適度なディスタンスを取ることで、夫婦間の持続可能性も高まるのではないかと前向きに捉えて、微力ながら新しい職務に邁進してまいります。
さて、生保労連ではワークライフバランスの実現に向けた取組み以外にも、生保産業とそこで働く組合員のために様々な取組みを実施しております。 すべての組合員が「生保産業で働いてよかった」と思っていただけるよう、そして私自身と家族を育んでくれた生保産業への恩返しができるよう、努力してまいりますので、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
2021年10月04日
みなさんこんにちは。副委員長の山本です。
生保労連は8月の第53回定期大会を経て、新たな1年がスタートし、私自身は早いもので3期目を迎えました。今年度も企画広報とジェンダー平等推進を担当させていただきますのでよろしくお願いいたします。
さて、前回のブログ(2020年9月10日発信)で、「テレワークはジェンダー平等のキーなのか」を発信しましたが、今回も「テレワークシリーズ」でいきたいと思います。
コロナ禍で急速にテレワークが普及し、さまざまなメリットが期待される中、自宅でも仕事ができることで「介護と仕事の両立」もメリットの一つとされています。
私自身、親の介護の入り口にさしかかったところであり、在宅勤務はまさに「介護と仕事の両立」を可能とする制度であると実感しているところです。 今は両親とも、まだ介助なしでも自分のことは自分で出来、食事作りについて姉と分担しながらという状況ですが、本格的な介護が必要になった場合は、どんな生活になるのだろうか・・・と最近身近な問題として考えます。
在宅勤務により、介護する子どもが近くにいることで、介護される親にとっては「子どもがそばにいるのでつい頼ってしまう」という状況が生まれやすくなると思いますし、介護する側は「自分がやらなくては」という意識が生まれやすくなると思います。 結果として、テレワークすればするほど、1日の介護時間が長くなりますし、また、介護と仕事を両立しているということで、「公正に評価されるか不安」といったキャリアへの不安感や「さぼっていると思われていないか。」という不安感も高いことが、データとして確認されています。
こうした状況にも関わらず、「テレワークなら介護との両立もしやすくなる」という教科書的な理解がされて、介護する部下を抱える上司や会社側がこうした前提を持つことで、テレワークで「一見両立できている」と安心してサポートの手を緩めてしまう、「どんどんテレワークしていいから」とさらに介護者を閉じ込めてしまうようなアドバイスをするなど、介護離職へのリスクを高める可能性があるということも、テレワークを進めるにあたって認識しなければならないことだと思います。
コロナ禍で外出不足、運動不足が進み、高齢者の認知機能の低下が進んでいると言われています。また、高齢化社会で、親の介護を抱える人口も増えていくことが見込まれる中、介護する部下を抱える上司や会社側が「テレワークできれば以前より両立できるだろう」という安易な認識で推進するのではなく、介護者のテレワーク時の不安も考慮しながら、「個への丁寧なケア」を怠らないことを、テレワークを進める側が意識することも大事ですね。
2021年7月20日
みなさん、こんにちは。副委員長の葛川です。
東京都に緊急事態宣言が再発出されるなど、新型コロナウイルスの影響は残念ながらいまだに継続し、公私共に様々な制約がおよそ1年半もの長きにわたって続いてしまっています。1年半前は、コロナの影響がここまで長期化・深刻化するとは想像できていなかったというのが正直なところです。
このような厳しい状況の中で、生命保険を通じて世の中に貢献するために日々の業務に取り組む組合員のみなさま、そして文字どおり世界を支えている医療従事者をはじめとした多くの方々には、本当に頭が下がる想いです。
さて、コロナ禍によって社会環境は大きく変わりましたが、その中で特徴的な変化の1つが「リモートの拡がり」ではないでしょうか。Web会議やリモート飲み会など、公私を問わず一気に身近になりましたが、個人的に最もポジティブに捉えているのが「ウェビナー(Webセミナー)」です。これまでは場所・時間の制約で参加できなかったようなセミナーでも、Web開催であれば参加することができます。非常に手軽に参加できますので、参加されたことがある方も多いのではないでしょうか。
先日も、とあるウェビナーに参加し、著名な経済学者である入山章栄先生の講演(対談)を拝聴してきました。その講演において、本題に入る前のアイスブレイクで興味深いお話をされていました。(以下、私の雑記であり、講演の内容とニュアンスが異なる可能性がありますのでご了承ください)
・以前は、モノ・サービスは有料が当たり前で、「“費用”に見合った価値があるか」ということが主な判断基準であった。
・現代では、あらゆるモノ・サービスの価格が低下(限界費用が低下)しており、かつては有料であったモノ・サービスを無償に近い費用で試すことができる。
(映画→動画のサブスク・無料サイト、新聞・雑誌→記事のまとめサイトなど)
・そのため、判断基準が「“時間”に見合った価値があるか」にシフトし、「時間の希少性」が増している。
・これにより、自分の貴重な時間を投資する「“意味”のあるもの」の価値が高まっている。
昔であればなかなか考えづらいですが、映画を倍速で見る、あるいはラスト30分だけ見るなどし、「時間の投資」を抑えつつ、映画を楽しむような視聴方法を行う方も多いとか・・・。
デジタル技術の進展で世の中は便利になっていますが、価値観・行動様式の変化にも敏感にならないといけないですね。
また、入山先生は、「取締役会の議題説明は、動画の事前撮影・事前視聴でよい。その説明を倍速で聞いて、意味のある議論に時間を割くべき。」ともおっしゃっていました。
組合活動でも何かを説明する・議論する機会は数多くありますが、最適なやり方を常に模索し、なにより動画でも見ていただけるような意味のあるコンテンツとなるよう、これからも真摯に活動しなければとあらためて考える良い機会となりました。
まだまだ厳しい状況が続きますが、1日も早く「アフター・コロナ」の世界がやってくるよう、一丸となって取り組んでいきましょう!
2021年1月20日
みなさん、こんにちは。 今年度より副委員長を務めさせていただきます清原です。
どうぞよろしくお願いします。
さて、今回は、私がのめり込んだポイ活の世界についてご紹介します。
ポイ活とは、ポイント活動の略で、キャッシュレス決済やポイントサイトなどを活用してポイントを貯め、お得な買い物を楽しむことを指します。
情報が洪水のようになだれ込んでくる現代において、各社が提供するお得な情報を、あらゆる手段で収集し、分析する力が求められる世界です。
買い物時に、金額の数%がポイントとして還元されるようなポイントカードはみなさんも馴染みがあると思いますが、こうしたポイントを効率よく集めていくのが、ポイ活の肝となります。(10%以上の還元があるようなキャンペーンもよくあります!)ポイントカードやキャッシュレス決済、クレジットカード等の各社キャンペーンをくまなくチェックし、キャンペーンに応じた購買計画を立てることで、最大限のポイント獲得を目指します。
また、さまざまなキャッシュレス決済手段が流通している今、ポイントはいまや現金同様に利用することができるようになっていますし、キャンペーンによっては現金以上にお得に買い物ができる機会もあります。
一つひとつの買い物で得られるポイントは数円、数十円の価値であったとしても、1年間継続すれば数万円の差に、20年・30年継続すれば百万円単位の差になって返ってくることも十分にあると思います。
こうしたコツコツとした取り組みが積み上がり、最終的に大きな差となって自分に返ってくるポイ活にとても魅力を感じています。何事も、面倒をいとわずに続ける一つひとつの心がけが大事ですよね。
組合活動も組合員のみなさん一人ひとりの声の積み上げによって成り立っています。一人ひとりの声は小さかったとしても、集まることで大きな力となります。
ぜひ職場に関する率直な意見を労働組合にいただければと思います。
足もと厳しい状況が続きますが、ともに頑張ってまいりましょう!
2021年1月07日
新年あけましておめでとうございます。
副委員長1年目の大垣です。よろしくお願いいたします。
世間はコロナ禍によって、例年とは違った年末年始となっていたようですが、私は例年通り食べて寝ての繰り返しでした。
そうした中、唯一の趣味であるテレビドラマを、こたつに入り、レモンサワーを飲みながら観るという贅沢な時間を過ごしました。
そこで、今回、毎クール始まる前にまとめサイトから各ドラマのホームページを見たうえで、録画するものを決めている私からおすすめドラマを紹介したいと思います。
一番おもしろかった作品は「アンナチュラル」です。
石原さとみさん演じる法医解剖医が勤務する不自然究明研究所を舞台に、不自然な死のなかにある真実を探す1話完結の物語です。
スピーディでスリリングなストーリー展開と、真実にたどり着いた時の爽快感がたまりません。
法医学のドラマというと暗い印象を持たれる方も多いかもしれませんが、真実を知ることにより遺族が前を向ける、そんな内容も含まれています。
主人公の信念を持って諦めない姿勢は、組合活動においても通じる部分があると思います。 ちょっと無理矢理ですかね。
続編も期待される野木亜紀子さん脚本の本作品をぜひご覧ください。
ちなみに年末年始に一挙再放送があったのでご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。
(※同じ野木さん脚本の逃げ恥はスルーしました。それ以降周りからの信用はありません)