生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

生保労連のつなげる、つながるブログ

秋の花めぐりを通じて、心身ともにリフレッシュ

皆さん、こんにちは! 本年度より内勤職員委員会と労働政策委員会を担当しています、書記局の本間です。

最近は秋も深まり、朝晩の気温が低くなってきましたが、皆さま、体調などはお変わり無いでしょうか。  

さて、私は、休日、娘と自転車で自宅近くの公園まで出かけ、砂場でのおままごと等、一緒に遊んで気分をリフレッシュさせています。最近は、花が好きな娘と妻と一緒に自宅近くにある「日比谷花壇 大船フラワーセンター」に出かけてきました。

園内はゆっくりと回って1時間程度の広さがあり、色彩豊かな多くの花々を楽しむことができます。 ちょうど訪れた時はハロウィーンのイベントが開催されていて、園内の花々にはハロウィーンの飾りつけがされていたり、芝生の広場には大きなカボチャが置かれていて転がして遊べたり、子どもには駄菓子の詰め合わせがプレゼントされるなど、目を楽しませる工夫や訪れた人が楽しめる企画が催されていました。

ハロウィーンの装飾が施された花々の様子                                   

     カボチャを転がして遊ぶ娘

子どもが楽しそうに遊んでいる姿や数多くの花々を目にすることでリフレッシュができ、良い気分転換となりました。フラワーセンターは四季を通じて多くの花々を楽しむことができます。場所もJR大船駅から徒歩15分程度なので、ちょっとした散策にはおススメのスポットです。 これからの時期、鎌倉界隈では本格的な紅葉シーズンに突入しますので、休日を活用して紅葉狩りなどを楽しみ、気分をリフレッシュさせて「仕事と生活の好循環」を実現させていきたいと思います。

是非皆さんも、適宜気分転換をしながら、仕事と生活時間を充実させましょう!

コロナ禍の変革に必要なリーダー(織田信長の紹介)

みなさん、こんにちは。8月の第53回定期大会で信任を頂き、営業職員委員会を担当しております副委員長の大口です、どうぞよろしくお願い申し上げます。

新型コロナウイルスの影響は約2年間続き、この間の社会生活様式、価値観の変化は、私たちの営業活動にも大きな変革をもたらし、私たちの営業活動にも環境変化を余儀なく求められています。

このような「変革」が求めれらている時代において、多くの人が関心をもつ戦国武将「織田信長」について少し紹介させていただきます。

私の好きな戦国武将のトップ1です。(私の出身は尾張の国です) 信長については、短気・冷酷非道のイメージで語られることが多い武将ですが、目の前に立ちふさがる社会の常識をことごとく打ち破りながら、新時代を切り開いていったリーダーシップ・変革力も高く 評価されています。

ある書物には、信長の意外な一面を紹介しています。 

織田家の領内に津島(私の出身)というところがある、そこでの盆踊りでは家来は弁慶・鬼に扮装した。信長は女形の天人に 扮して踊ったとのことです。これは、信長の陽気さ、無邪気さが人々を引きつけるものとなった、リーダーに欠かせない要素の一つです。

信長に関する歴史(史実)には謎が多く、特に「本能寺の変」はなぜ明智光秀の謀反を引き起こしたのか、信長の遺骸が不明など・・・・謎に包まれています。 そこで、読まれた方もいらっしゃると思いますが、「信長の棺」(著者:加藤 廣 2005年発刊)を紹介します。

本能寺で死んだ織田信長は、明智光秀の必死の捜索にも関わらず、遺骸がとうとう出てきませんでした。信長の遺骸を巡る謎を解き明かす歴史ミステリー小説です。 また豊臣秀吉の出生の秘密にも迫っています。とても面白いですよ、興味があればお読みください。他にも同じ作者の作品に「明智左馬助の恋」など、発刊されています。

今後はアフター「コロナ」、With「コロナ」に対応すべく、新たな働き方、お客さまの価値感・意向に沿った営業活動が求められます、まさに「生保営業活動の変革期」にあります。 対面活動(お客さまも望む方が多いと思います)を基本としつつ、非対面(リモート、オンライン)の利便性・効率・効果を併せ持った新しい活動を支援することが必要と考えます。

今まで以上にお客さまに寄り添い、コロナ禍前を取り戻し、コロナに打ち勝ち「生保産業で働いてよかった」「頑張っていける!!」と元気を取り戻していただけるよう、 努力してまいりますので、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

私のワークライフバランス

みなさん、こんにちは。今年度より組織委員会を担当しております、副委員長の勝田年彦です。どうぞよろしくお願いいたします。

初めての投稿となりますので、今回は簡単に自己紹介をさせていただきます。

大阪生まれ大阪育ちの55歳。時代が昭和から平成に移り変わった1989年に総合職で入社。その年の新語・流行語大賞には「24時間戦えますか」がランクインしていました。当時は、生保業界が世界から「ザ・セイホ」と呼ばれていた時代でした。 入社後、千葉、大阪、横浜で勤務ののち、長野でオリンピックが開催された1998年の10月に、縁あって長野市に機関長として赴任。当初は築30年超の社宅住まいでしたが、妻の希望で社宅を出て賃貸住宅に住もうと不動産会社に行ったところ、「長野なら家賃支払いと同等の住宅ローン支払い額で家が買えますよ。」というわけのわからない理論に納得してしまい、そこから急激に妄想が膨らみ始め、機関長職を続けながら、単身赴任をすることなく、子供の成長を見届けるというライフスタイルを思い描いてしまいました。

そして、1か月も経たぬ間にマイホームを購入。その後、(順番が逆ですが)勤務地限定の営業管理職への変更希望を申し出、紆余曲折はありましたが受理されました。 当時は、全国転勤・単身赴任は当たり前、地域限定職種への職種変更制度もない時代であり、今思えば、何とも大それた考えでしたが、制度を作ってくれた本社担当部署の計らいと、私を受け入れてくれた職場の仲間には、感謝してもしきれません。 その後、ワークでは機関長職を続け、沢山の営業職員と喜び・苦労を共有し、ライフでは、子供たちが所属した野球チームで長くコーチを務めたことで、沢山の家族共通の思い出ができたことは私の人生の宝物です。

職種変更から二十数年。ようやく時代が私に追いつき(?)様々な働き方を、柔軟に選べるようになってきましたが、それに伴う制約によっては、何かをあきらめざるを得ないこともあると思います。それでも、一度きりの人生ですから、自分が理想と考えるワークライフバランスを実現できるような働き方を思い切って選択すれば、後悔は残らないはずです。 かくいう私も、この7月から生保労連専従となり、長野を離れ単身赴任しております。(笑) 子供たちも親元を離れたので、妻との適度なディスタンスを取ることで、夫婦間の持続可能性も高まるのではないかと前向きに捉えて、微力ながら新しい職務に邁進してまいります。

さて、生保労連ではワークライフバランスの実現に向けた取組み以外にも、生保産業とそこで働く組合員のために様々な取組みを実施しております。 すべての組合員が「生保産業で働いてよかった」と思っていただけるよう、そして私自身と家族を育んでくれた生保産業への恩返しができるよう、努力してまいりますので、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

テレワークは介護と仕事を両立させるキーなのか

みなさんこんにちは。副委員長の山本です。

生保労連は8月の第53回定期大会を経て、新たな1年がスタートし、私自身は早いもので3期目を迎えました。今年度も企画広報とジェンダー平等推進を担当させていただきますのでよろしくお願いいたします。

さて、前回のブログ(2020年9月10日発信)で、「テレワークはジェンダー平等のキーなのか」を発信しましたが、今回も「テレワークシリーズ」でいきたいと思います。

コロナ禍で急速にテレワークが普及し、さまざまなメリットが期待される中、自宅でも仕事ができることで「介護と仕事の両立」もメリットの一つとされています。

私自身、親の介護の入り口にさしかかったところであり、在宅勤務はまさに「介護と仕事の両立」を可能とする制度であると実感しているところです。 今は両親とも、まだ介助なしでも自分のことは自分で出来、食事作りについて姉と分担しながらという状況ですが、本格的な介護が必要になった場合は、どんな生活になるのだろうか・・・と最近身近な問題として考えます。

在宅勤務により、介護する子どもが近くにいることで、介護される親にとっては「子どもがそばにいるのでつい頼ってしまう」という状況が生まれやすくなると思いますし、介護する側は「自分がやらなくては」という意識が生まれやすくなると思います。 結果として、テレワークすればするほど、1日の介護時間が長くなりますし、また、介護と仕事を両立しているということで、「公正に評価されるか不安」といったキャリアへの不安感や「さぼっていると思われていないか。」という不安感も高いことが、データとして確認されています。

こうした状況にも関わらず、「テレワークなら介護との両立もしやすくなる」という教科書的な理解がされて、介護する部下を抱える上司や会社側がこうした前提を持つことで、テレワークで「一見両立できている」と安心してサポートの手を緩めてしまう、「どんどんテレワークしていいから」とさらに介護者を閉じ込めてしまうようなアドバイスをするなど、介護離職へのリスクを高める可能性があるということも、テレワークを進めるにあたって認識しなければならないことだと思います。

コロナ禍で外出不足、運動不足が進み、高齢者の認知機能の低下が進んでいると言われています。また、高齢化社会で、親の介護を抱える人口も増えていくことが見込まれる中、介護する部下を抱える上司や会社側が「テレワークできれば以前より両立できるだろう」という安易な認識で推進するのではなく、介護者のテレワーク時の不安も考慮しながら、「個への丁寧なケア」を怠らないことを、テレワークを進める側が意識することも大事ですね。

変化への対応

みなさん、こんにちは。副委員長の葛川です。

東京都に緊急事態宣言が再発出されるなど、新型コロナウイルスの影響は残念ながらいまだに継続し、公私共に様々な制約がおよそ1年半もの長きにわたって続いてしまっています。1年半前は、コロナの影響がここまで長期化・深刻化するとは想像できていなかったというのが正直なところです。

このような厳しい状況の中で、生命保険を通じて世の中に貢献するために日々の業務に取り組む組合員のみなさま、そして文字どおり世界を支えている医療従事者をはじめとした多くの方々には、本当に頭が下がる想いです。

さて、コロナ禍によって社会環境は大きく変わりましたが、その中で特徴的な変化の1つが「リモートの拡がり」ではないでしょうか。Web会議やリモート飲み会など、公私を問わず一気に身近になりましたが、個人的に最もポジティブに捉えているのが「ウェビナー(Webセミナー)」です。これまでは場所・時間の制約で参加できなかったようなセミナーでも、Web開催であれば参加することができます。非常に手軽に参加できますので、参加されたことがある方も多いのではないでしょうか。

先日も、とあるウェビナーに参加し、著名な経済学者である入山章栄先生の講演(対談)を拝聴してきました。その講演において、本題に入る前のアイスブレイクで興味深いお話をされていました。(以下、私の雑記であり、講演の内容とニュアンスが異なる可能性がありますのでご了承ください)

入山先生の著書(あまりの厚さに未読了・・)

・以前は、モノ・サービスは有料が当たり前で、「“費用”に見合った価値があるか」ということが主な判断基準であった。

・現代では、あらゆるモノ・サービスの価格が低下(限界費用が低下)しており、かつては有料であったモノ・サービスを無償に近い費用で試すことができる。
(映画→動画のサブスク・無料サイト、新聞・雑誌→記事のまとめサイトなど)

・そのため、判断基準が「“時間”に見合った価値があるか」にシフトし、「時間の希少性」が増している。

・これにより、自分の貴重な時間を投資する「“意味”のあるもの」の価値が高まっている。

昔であればなかなか考えづらいですが、映画を倍速で見る、あるいはラスト30分だけ見るなどし、「時間の投資」を抑えつつ、映画を楽しむような視聴方法を行う方も多いとか・・・。

デジタル技術の進展で世の中は便利になっていますが、価値観・行動様式の変化にも敏感にならないといけないですね。

また、入山先生は、「取締役会の議題説明は、動画の事前撮影・事前視聴でよい。その説明を倍速で聞いて、意味のある議論に時間を割くべき。」ともおっしゃっていました。

組合活動でも何かを説明する・議論する機会は数多くありますが、最適なやり方を常に模索し、なにより動画でも見ていただけるような意味のあるコンテンツとなるよう、これからも真摯に活動しなければとあらためて考える良い機会となりました。

まだまだ厳しい状況が続きますが、1日も早く「アフター・コロナ」の世界がやってくるよう、一丸となって取り組んでいきましょう!