生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

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コロナ禍の「新しいスタイル」

みなさんこんにちは。副書記長1年目の田中です。どうぞよろしくお願いします。

世の中は今、新型コロナウイルス感染症の影響により、社会全体で新しい生活様式や価値観の変革を強く求められています。それは大人の世界だけでなく、子どもの世界でも同じです。

小学校5年生になる息子の学校行事はこれまで中止や延期等を余儀なくされていましたが、10月初旬の運動会は実施されることになりました。

しかしながら、今年の運動会は密集・密接を避ける観点から、午前は1・3・5年生、午後は2・4・6年生の児童・保護者が集まる、縮小かつ時短形式の「新しいスタイルの運動会」でした。学校の入口では、保護者のマスク着用のチェックや検温、消毒作業といった対策が行われ、観客席も全て立ち見での応援となっていました。

子どもたちも演技中以外はマスク着用の徹底が図られており、演目についても接触機会の多い組体操は中止、創作ダンスは手をつないだり、肩を組んだりするようなことはせず、一人ひとりがソーシャルディスタンスを保ちながら行われていました。また、かけっこの応援も大きな声は出さず拍手のみとなっていました。親としては「せっかくの思い出なのに少し寂しいなあ」と感じながら、運動会はあっという間に2時間で終了しました。

しかし、子どもが家に帰ってくると、「今日は前より楽しかったね。人が少なかった分、お父さんとお母さんがどこにいるのかもよく分かったし、いつもよりいっぱい拍手してもらえたので楽しかった♪」と嬉しそうに話してくれました。子どもの方がコロナ禍の新しい環境にしっかり順応しており、私もこれが「新しいスタイル」なんだと理解し、これから変化する社会環境に適応していかないとなあと感じました。

今、誰もが答えが見えない先行き不透明な状況下で、私たちの働き方や活動のあり方も変革が求められています。

変化していく中にあっても、組合員のみなさんが安心して働きがいの持てる労働条件をつくれるよう、生保労連としてサポートできるよう頑張っていきます。みなさんと一致団結して頑張ってまいりましょう。

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