東松島市での救援ボランティア活動
2011年5月16日
こんにちは。労働局の堺です。
4月24日から5月2日までの期間、連合のボランティア救援派遣として、宮城県で活動してきました。生保労連からは琴川副委員長、長﨑副委員長と私の3名の派遣です。
私たちが活動したのは東松島市の赤井地区・大曲地区という地域です。地元ボランティアセンターの要請に基づいて、被災した住宅地を巡りました。各産別から集まった約80名のメンバーがグループごとに担当エリアを決め、一戸ずつ飛び込みで、家主の方のニーズを聞き出し、その解決にあたります。
主な仕事は、家屋や敷地内に流れ着いた漂流物の撤去、そして建物内外に残留しているヘドロの撤去です。毎日毎日ただひたすらにシャベルやスコップでヘドロを掻き出し、土嚢袋につめこんで運び出します。地道な肉体労働の積み重ねです。各産別から集まった人同士の即席のチームでしたが、私たちは労働組合の持ち味である「連帯」を発揮し、持ち前のチームワークで頑張ることができました。
被災地域は広く、被害も甚大であるため、復旧・復興には一定の期間を要します。一人ひとりの力は大きいものではありませんが、絶え間なく、途切れることなく、ボランティアの活動を続けていくことが、被災地の復旧・復興につながっていきます。
前向きに日常生活を立て直そうとする地域住民の方々の姿を目の当たりにし、私たちはこれからも応援を続けなければならない、と引き続きの支援の重要性を認識しました。
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