生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

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老人ホームでも注目?

皆さん初めまして。副委員長の川口と申します。

本日は私の10年来の趣味であるテーブルゲーム「麻雀」の効能を紹介します。

麻雀は4人のプレイヤーがテーブルを囲み、136枚の牌(ぱい)から特定の組み合わせを揃えることで得失点を重ねていくゲームです。発祥の地である中国のほか、日本、アメリカなどで親しまれています。

ちなみに中国発祥の麻雀ですが、日本人で初めて麻雀に言及したのは夏目漱石と言われています。『満韓ところどころ』(1909年)に大連での見聞として麻雀を楽しむ様子に関する記載があるそうです。

麻雀は1ゲームに1時間ほど時間がかかりますが、仲間と和やかに会話をしながらゲームを進行するので、コミュニケーションをとる楽しさがあります。また、ゲームの進行のために卓上に積まれている牌を持ってくる、並べるといった指先をつかった動作が必要となります。このような作業は脳を活性化させるのにとてもいいとされており、麻雀には認知症予防に効果があるのでは?と老人ホームでも注目されています。 

ある脳科学者が、高齢者に麻雀をしてもらい、その時の脳の状態を測定し、そのデータと過去に調査した千人のデータベースを照合した結果、麻雀をする人の脳年齢は、しない人と比べて平均より3歳若いとの調査結果が出ています。高度な認知機能に関係する前頭葉や角回(言語・認知に関する処理に関わる)という部位が活性化し、認知機能が低下しづらくなることから、脳トレのひとつ「健康麻雀」として注目されています。

本来4人いないとできない麻雀ですが、現在はゲームやインターネット環境の進展等に伴い1人でも麻雀ができる環境が整っています。麻雀に関するアプリもたくさんありますので、気軽に始めることができ、コンピューターと対戦するも良し、慣れてきたらインターネットで対人戦をするも良し。脳が若返るかもしれない麻雀、やったことのない方は是非この機会に始めてはいかがでしょうか。

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