“アナログ的な接客”で元気な会社!!
2018年3月14日
こんにちは、生保労連、副委員長の中村です。
わたしは、五木寛之の小説「青春の門」の舞台となった九州、福岡にある筑豊の出身です。九州には観光資源も豊富にあります。美味しいものでは博多の中州、温泉では別府、大自然では熊本の阿蘇などがよく知られており、国内外から多くの観光客が訪れています。
そんな九州で、今、JR九州がたいへん注目されています。
最も人気なのは、クルーズトレイン“ななつ星in九州”の取組みです。
名前の由来は「九州の7つの県」「九州の主な7つの観光素材」「7両編成の客車」を表現したそうです。
この、ななつ星の取組みは、平成23年1月に構想が発表され、平成24年10月から受付が開始されました。
募集開始当初からとても人気があり、
一人あたりの料金が最高100万円近いにもかかわらず、
今でも抽選倍率は20倍を超えているとのことです。
運営のコンセプトは「寄り添うように、フレンドリーで、家族のように」だそうです。
旅行するまでの半年がとても重要で、この間に乗客と数十回ものやりとりを行い、それぞれの顧客に合ったサービスを提供していくそうです。この“アナログ的な接客”が乗客に大きな感動を与え、多くがリピーターになっているのことです。
また、“アナログ的な接客”は、良質なサービスを提供するといった社員一人ひとりの意識改革やモチベーションアップにも、たいへんな効果があるとのことです。
この、ななつ星in九州の取組みは、収益面では赤字だそうですが、鉄道事業以外にも、不動産事業などへの貢献や、国内外の観光客の誘致につながっているとのことで、九州の観光産業に大きな影響を与えているそうです。
わたしも、話題のななつ星にいつかは乗ってみたいなと思っています。みなさんも、チャレンジしてみてはいかがでしょうか・・。
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