生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

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顧客第一主義に徹し、顧客の目線で考える

みなさんこんにちは。

副委員長の小川昇です。
先日、仕事で地元岡山から大阪に向かう途中、京都の宇治市でひとり住まいの叔母(満86歳)の訃報を受けました。

 

叔母には、事情があって子供がいませんでしたが、小川家の二男として生まれた私が、将来は叔母夫婦の養子になる約束があったと聞いています。しかし年月が経つにつれ、親父が思い直したらしく、養子の話は御破算となりました。
7年前に叔父が亡くなり、叔母は一人暮らしになりました。私は時々ご機嫌お伺いに寄る程度でしたが、2年前に私が東京へ単身赴任してから、叔母の体調が悪くなりました。「施設に入ってはどうか」と勧めましたが、「仏壇を守らないといけないので動かない」と、頑なに言うことを聞きません。私も、「あと数年で地元に戻れるだろうから、戻ってからだ」と思っていた矢先の訃報でした。

 

0777209月21日、大阪に着いた途端、契約していた警備会社から連絡を受け、状況を確認。警備会社から警察に通報してもらい、そのまま検死に入りました。私は喪服もなければ資金もなく、一旦岡山の自宅へ向かいました。
警察から「22日に家に入ってよい」との連絡を受け、京都に向かいましたが、運が悪いことに、高速で交通事故があり3時間も身動きが取れない状態。丁度お彼岸でお寺さん(岡山の新見在住の僧侶)も忙しく、葬儀も25日と26日になってしまいましたが、葬儀まで十分時間があったことで、各種支払いの停止や変更、事前打ち合わせなどができたことは助かりました。

 
soudan_setsumei_business 「独居老人」が増える中、今回の経験を通じて、生命保険各社が取り組んでいる「家族登録制度」など「お客様の高齢化に対応する新しいサービス」の大切さを、身を持って感じました。顧客第一主義に徹し、顧客の目線で考えなければ、対面販売、対面保全の良さ、必要性を語れませんね。

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