生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

生保労連のつなげる、つながるブログ

一年を経て思う事

副委員長の小川です。

二回目の投稿となり、生保労連に携わって一年が過ぎました。一年は早いものですね。

 

若いときには、早く年を重ね、立派な社会人として認められたい。一人前の大人として見てもらいたい。などと思っておりましたがさすがにこの年齢(63歳)になると、「時間よ!止まれ」と言いたくなります。

 

先日届いた連合の月刊誌を見て古賀前会長の若いころの話(学生時代⇒社会人⇒労働組合との関わり)など知ることが出来ました。

先日の定期大会を機に退任されましたが、「本当に長い間ご苦労様でした」と言いたくなります。組合活動を36年間務められ、きっと隅々まで組合というものを理解されていた事でしょう。

 

それに比べれば私の10年間は恥ずかしいばかりです。

私もこの立場になる以前は「銀行員生活20年(合併により退社)⇒電気工事業勤務8年(生死を分ける事故に遭い職業替え)⇒保険業界14年」と結構必要のない経験もしました。(内容を書けば長くなるのでまた別の機会に)

 

今の仕事は年齢的にも大変なことは分かっているつもりですが、関係する皆さんの生活を少しでも向上させることができたら、皆さんに役立てばと、老体にムチ打って頑張るつもりです(ロータリークラブの人たちに言わせれば60代はまだまだ若造だと言われていました…)。

 

でも、良いことも沢山あります。人と会う機会・話す機会がどんどん増え、仲間に共感してもらうことができ、労働組合がなぜ必要でどんなことをしているのかやっと理解できたと言ってくれた時には喜びを感じます。

一歩ずつではありますが、目指すところに前進しているのがわかるからです。

 

東へ西へと動き回っているため、東京での生活は月10日位です。移動中の電車やバスで景色を眺めていると、地域により家の造りや田んぼや畑の造りなどもかなり違うことに気づかされ、勉強になります。飛行機移動では、JAL名人会(JALグループの機中で聴くことができる「落語・演芸」のオーディオ番組)を聞くのが楽しみになりました。その中の話に

 

人は年を取ると暑さ寒さに対し感覚が鈍くなるようで。…あるとき熱中症で倒れた人がお医者さんに尋ねたらしいです。

「人が暑い暑いと言っているのに私はあまり感じなくなったのだけど」と質問したら医者が言ったそうです。「それはね爺さん、今のうちから焼き場に行く準備をしているんですよ」

…(笑)

私はまだ暑い寒いも感じております。そんなことを感じながらもう少し今の立場で残された社会人生活を全うしていきたいと思っております。また皆さんにご協力をお願いすることがあると思います。どうかまた一年宜しくお願い致します。

 

 

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