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ニール・ヤングは永遠に不滅!?

書記局の鈴木です。この8月から労働局を担当しています。組合員のみなさんの労働条件を「安心と働きがい」あるものにするのが仕事です。

 

唐突ですが、私には18歳の息子がいます。いわゆる受験生です。誰に似たのか、ファッションに興味をもち、いろんな服を揃えています。本人いわく、受験生の数少ない楽しみ・息抜きだそうです。

 

 

ある土曜日のこと。息子が模擬試験に行くというので車で送っていくことにしました。出掛ける直前、玄関に現れた息子は、人の姿が大きくプリントされたTシャツを着ていました。なんとそれは、あのニール・ヤングではないですか!

 

ニール・ヤングとは、1960年代から活動しているアメリカのミュージシャン。70歳になった今も現役バリバリでアルバムを出し続けています。初期に発表された“Heart of Gold~孤独の旅路”などは、聴いたことのある方も多いのではないでしょうか。

フォーク、カントリー、ロック、轟音ノイズと、ジャンルは一つにとどまりません。ただ、あまりにも無骨で、ときには無様なほど自分をさらけ出すのには、賛否両論あるところです。

 

そんな人のTシャツをなぜ…?どうやら息子は、ある有名人が着ているのを見て古着屋で購入したのだそうです。名前は知っていましたが、どんな人かはほとんど知らないようでした。

 

 

ニール・ヤングは、アメリカ人、とりわけ弱い立場の人に寄り沿いながら歌ってきました。「愛と自由と平和」のロックフェスティバル“ウッドストック”にはじまり、反核・反差別を訴える曲をつくったり、イラク戦争のときにはブッシュ批判のアルバムを丸ごと一枚つくったりもしました。

今の日本とやけにシンクロする気がするのは私だけでしょうか。

 

 

車中、「これがニール・ヤングだ」と曲を流しましたが、息子が何を感じたかは?です。けれど、「動機は違っても、こんなことがきっかけで受け継がれていくのかも」と、淡い期待をもつのでした。いつか息子がニール・ヤングの歌に胸ふるわすのを想像しながら…。

 

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