家族で湯島近辺散策
2013年10月15日
こんにちは、書記局の新井です。産業政策と社会政策を担当しています。2011年10月の震災ボランティア活動報告以来、ほぼ2年ぶりの登場になります。(決してさぼっていたわけでも、ブログを書くのを嫌がっていたわけでもありません!)
さて、私ごとではありますが、この2年間で大きく変わったのは、娘ができたことです。今、1歳10か月になりますが、毎日、振りまわされてばかりです。
先日、子ども向けのイベントに参加するため、家族でお茶の水に出掛けました。会場につくと、娘はたくさんの参加者にびっくり。そして、どこに連れて来られたのか、何が起きているのかと、とても不思議そうにしていました。いざイベントが始まると、テレビで見たことのあるキャラクターが登場し、目を輝かせて楽しんでいました。
イベント後は、過ごしやすい気候ということもあって、お茶の水から生保労連がある湯島、そして本郷を散策することになりました。
湯島については、このブログでも何度か紹介されていますが、今回の散策の話をかねて、ちょっとだけ紹介したいと思います。
まず、このコースにした目的は、作家の小川糸さん執筆の「喋喋喃喃」(ちょうちょうなんなん)という小説に出てきた「TIES(タイズ)」という店で、妻がケーキを食べたいと言ったためです。
小川糸さんの作品には、映画化された「食堂かたつむり」や、ドラマにもなった「つるかめ助産院」などがあります。この「喋喋喃喃」は湯島をはじめ、谷根千とよばれる谷中や根津、千駄木、本郷などを舞台にした、ちょっと大人の話です。その中には、先ほどの「TIES」や「オザワ洋菓子店」「すし乃池」「しんすけ」など実在する店が登場し、湯島近辺を知っている方にとっては、物語が一層面白く感じるのではないでしょうか。ちなみに、小説で紹介された「オザワ洋菓子店」の「苺シャンティ」(苺と生クリームにチョコレートをかけたお菓子)はすでに購入済みです。
お茶の水から、聖橋を渡って湯島方面に向かい、途中、レーズンウィッチで有名な小川軒や親子丼で有名な「鳥つね」を通り過ぎて、湯島天神でお参りをすることになりました。湯島天神では、教えたこともないのに、娘が手をあわせてお参りしているのにびっくりしました。大人の見様見真似でしょうか。
その後、天神下の谷中珈琲店で、とても濃いアイスコーヒーを飲み、「しんすけ」を横目に近辺をブラブラしていました。普段、仕事で良く通っている道も、休日は随分様子が違って見えます。例えば、湯島や本郷にラーメン店が多いのは知っていましたが、カレー店も負けず劣らず多いことに気づきました。
さて、目的地である「TIES」につくと、娘は遊び疲れたのか、ぐっすりとベビーカーで熟睡。しかしお店に入る際、店内が狭く、ベビーカーをたたむように言われてしまったため、娘を起こさないように、季節のケーキの「いちじくのショートケーキ」と「栗のタルト」をテイクアウトすることにしました。残念ながら店の雰囲気は味わえませんでしたが、家で食べたら、ケーキは絶品!今度は娘が起きている時に行きたいですね。家族で良い休日を過ごすことができました。
この他にも、湯島近辺でおいしいお店が知りたいという方は、この秋の読書の友としてぜひ「喋喋喃喃」を読んでみてください。その中にでてくるお店にきっと行ってみたくなると思います。
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