生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

生保労連のつなげる、つながるブログ

生保労連の活動意義~社会的理解拡大・札幌U&U~

みなさん、こんにちは!営業職員委員会を担当しております副委員長の谷口です。今年度より生保労連常駐役員として着任いたしました。

「生保労連」ってどんな活動をしているの?とお思いの方がたくさんいらっしゃると思いますが、かく言う私も齢50になるまで(笑)ずっとそう思っていました。そんな中、3年前に単組の役員を務めることとなり、生保労連の活動にも関わっていく中で「単組では解決できない課題」に取組む生保労連活動の意義が少しずつ見えてきました。

そんな中、今回ご紹介したいのは、「生保産業・営業職員の社会的理解の拡大」への取組みです。

私たち生保産業で働く仲間たちは、社会保障制度を補完する重要な役割を担っています。また、営業職員チャネルを中心に「フェイス・トゥ・フェイス」を通じた密着性を生かし、地域社会貢献に向けた取組みも行っています。

生保労連では生保協会との様々な協議の中で、こうした社会的使命や地域社会への貢献について再確認し、2024年1月第415回労使協議会において、生保産業の社会的使命達成に向けて労使共同宣言を採択しました。

この共同宣言を実践していく中で、生保産業で働く仲間が「社会に誇れる仕事」として自信と誇り持ち、我々の活動が世の中に広く正しく認知されることで、生保産業の社会的プレゼンスを上げていく、それを目指すのが「生保産業・営業職員の社会的理解の拡大」への取組みだと思います。

この取組みの一環として行っているのが、「U&Uネットワーク」と呼ばれるもので、U&Uとはユーザー アンド ユニオンの略で、消費者の代表である消費生活相談員の方と組合員の意見交換会となります。

先日行われたU&Uネットワーク札幌に参加してまいりましたので、その模様をご紹介したいと思います。

【U&Uネットワークの流れ】

①生保労連の取組み等について説明

②消費生活相談員の方から相談案件や相談内容の分析等についてのご説明

③参加者によるグループ意見交換

 

 

①の説明では消費生活相談員の方がしっかりメモを取りながら 耳を傾けてくださっていました。

 

 

②の消費生活相談員の方から相談案件の傾向や生命保険に関する具体的な相談案件についての説明では、参加組合員の皆さんが熱心に聞いている姿が印象的でした。特に生命保険に関する相談案件については、コンサルティング活動やお客さまサービス活動においてたいへん参考になるとの感想も寄せられました。

 

③のグループ意見交換では、日ごろのベストアドバイザー活動における工夫や課題について沢山のご意見や具体例を共有でき、お互いに今後の活動に活かせる気づきやアイデアを持ち帰っていただきました。また、消費生活相談員の方にも私たちの取組みや営業活動における工夫点等をご理解いただき、大変勉強になったとの感想をいただきました。

 

これからも、我々生保産業で働く仲間の努力や工夫について広くご理解いただける機会をつくっていきたいと思いますので、機会があれば是非皆さんも様々な形でご参加ください!