生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

生保労連のつなげる、つながるブログ

組合員のみなさんの笑顔を求めてどこまでも

みなさん、こんにちは!

企画広報を担当している副執行委員長の高橋です。

生保労連初の女性専従役員ということで、プレッシャーを感じつつも、新たな役割を担うことへのチャレンジ精神をもって、日々過ごしております。

どんな世界でも「初」というのは話題になりますよね。

思い起こせば45年前、上野動物園にパンダのカンカンとランランが初お目見え。

タイヤで遊ぶのが好きなカンカンと、丸顔美人と評判だったランランは、アッ!という間に日本中の人気者になりました。

パンダを一目見ようと、上野動物園にたくさんのお客さまが殺到したことから、イベントなどで集客力のある人気者を「客寄せパンダ」と呼ぶようになったそうです。

残念ながら、私は客寄せパンダと成り得るほどの知名度はございませんが、労連組織や役割、活動を多くの組合員の皆さんに知ってもらえるよう、努力していこうと思っています。

 

広報担当というと、ビシッ!とスーツを着こなして、マスコミの前で堂々と話す姿を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、だとしたら、引っ込み思案の私には、とても務まりそうにありません(笑)。

生保労連の広報担当は、主役である組合員の皆さんに生保労連の活動を紹介し、一緒に生保産業を盛り上げていくことが第一の役割になります。

 

もう一つの役割は、組織外の方たちに向けての広報活動です。

「地域の安全を見守る運動」をはじめとするさまざまな社会貢献活動の実践、大学生に向けた生活設計教育、マスコミや消費者団体との意見交換などを通じて、生保産業と営業職員が果たしている役割を正しく伝え社会的イメージを向上させるべく取り組んでいます。

 

今日は、その活動のひとつ、U&Uネットワークについてご紹介させて頂きます。年間9回、全国各地で開催しており、ユニオンネットにも開催報告の記事を掲載していますが、誌面からはみ出した(!?)情報も、今日はお届けしたいと思います。

 

U&UネットワークのUってなぁに?

You & You…あなたとあなた、音だけ聞けば、そう理解されている方もいるかもしれませんね。でも、本当は U(ユーザー)&U(ユニオン) つまり、消費者と組合員ということです。

と言っても、ご契約者さまやお客さまと直接お話をするということではありません。

消費者から相談を受けている消費生活専門相談員の方から、苦情や相談内容の現状をお聞きすることで、お客さまがどんなことを考えていらっしゃるのか?苦情を防止するためには、どのようなお客さま対応をすべきなのか?を考えることが目的のひとつ。

そして、消費生活専門相談員の方々に、わたしたちの営業活動やコンプライアンス遵守の取組みなどを知ってもらうことがもうひとつの目的です。

 

誰でも参加できるの?

年間9回、全国各地で開催しています。2016年度は、福井・仙台・鹿児島・宮崎・水戸・高松で開催し、これからは、3月の津、4月の下関、5月の神戸で開催を予定しています。

お近くにお住いの組合員の方が参加対象になりますので、組合役員の方を通じてお申し込みをお願いします。

会社や職制の違いを飛び越えて、まさに生保産業に働く方たちが、一丸となってお客さま対応を考える機会となっています。

どんな会なの?

では、U&Uネットワークは、どんな風に運営されているのか?

会の前半では、まず、生保労連の取り組みなどを紹介させて頂いています。

次に、消費生活専門相談員の方から、開催地域の苦情・相談の現状と具体例を説明頂き、わたしたちの活動を振り返る機会としています。

組合員の方々からは、

「お客さまに理不尽なことを言われることもあるけれど、ただ迎合するのではなく、正しい判断を心掛けていくことが必要だと感じた」

「今後ますます増えるであろう高齢のお客さまへ、丁寧な対応を心掛けたい」

などの感想が寄せられています。

後半は、グループ懇談会として、日頃のお客さま対応などについて意見交換を行います。

 

組合員のみなさんのお仕事ぶりには頭が下がります!

参加した組合員のみなさんからお客さま対応などの取組みを聞いた相談員の方からは、

「知識の格差がある消費者に複雑な説明をすることは難しいと思うが、これからも丁寧な対応をお願いしたい」

と、営業活動への理解を示されたうえでのアドバイスを頂きました。

 

ここだけの話ですが…開催後、相談員の方に率直な感想を伺ったところ、

「ここまでコンプライアンス遵守に向けた取組みが行われているとは思わなかった。」

という驚きの声と共に

「生命保険に関する相談を受けた時は、保険会社しっかり対応してよ!と思ったこともあったけど、大きな勘違いでした」

なんて本音もポロリとでることがあります。

労働組合だからこそのU&U!

また、組合員のみなさんからは

「他社の取組みを知ることができ、大変なのは自分たちだけではないとわかった。日々の忙しさを理由にコンプライアンス意識が薄れることのないよう気を付けたい。」

など前向きな感想も頂いています。普段接することの少ない他社の

組合員の方との意見交換の場は、労働組合ならではの取組みだと思います。

 

なぁんて、ずいぶんと手前味噌なお話をしてしまいましたが、

みなさん!お近くの会場でU&Uネットワークが開催される時は、

ぜひ!参加してくださいね!

たくさんの組合員の方とお目にかかれる機会を楽しみにしています♪

お湯を求めてどこまでも

みなさん、こんにちは。

企画広報委員会、総務・財政担当の篠原です。

 

久しぶりのブログ、何を書こうかなぁと考えたのですが、結局温泉と旅行しか思いつきません。

前回は台湾旅行だったので、今回は日本全国・篠原イチオシ温泉をご紹介します。

 

国内には「共同浴場」という地元の方が管理する温泉があり、通常はその土地の方が日常的に利用するものなのですが、場所によっては旅行者にも開放してくれていることがあります。

まずはその中でもいいお湯だった2つをご紹介!


☆和歌山県 南紀白浜「崎の湯」(塩化物泉)

海沿いに立地する共同浴場です。とはいえ、ここは観光地化されているので土日は非常に混みます(私は平日で貸し切り状態でした)。鍵のかかる貴重品ロッカーはお財布が入る程度なので、大きい荷物は脱衣所に放置するしかありません…。一番奥の温泉の温度は海の状態に左右されるため、海が荒れている時はザバーンと波がやってきてほぼ冷水です。

タイミングを合わせてぜひ夕焼け風呂をお楽しみください。

 

☆大分県 由布院「加瀬の湯(西石松)共同浴場」(単純温泉)

ここは由布院駅から歩いて「山のホテル 夢想園」へ向かう少し手前にあります。農機具置き場…?と通り過ぎようとしたらなんと温泉という表記が!100円を入れてドアを開けるとすぐ温泉。脱衣部屋なんてありません!脱いでる時に開けられたら丸見えですが、そんな小さいことは気にせず広い心で入りましょう。こんなお風呂に毎日入れたら幸せですね~。

途中にはとってもおいしいおはぎのお店「小松家」もあるので、ぜひお風呂上がりのおやつに(ちなみに博多~別府を結ぶ特急「ゆふいんの森」車内でも売っています)。

 

次は島のおもしろ温泉です。

☆東京都 新島「湯の浜温泉」(塩化物泉)&式根島「地鉈温泉」(硫化鉄泉)

 

竹芝桟橋からジェットフォイルで出発!どちらも東京都の島にある温泉です。

湯の浜温泉は海沿い、というか海にある温泉で、水着着用です。神殿?のような派手な外見ですが、なんと無料!海で遊んだらそのまま温泉でのんびりできます。

地鉈温泉は切り立った崖にある温泉です。延々降りていくと点々とお湯溜まりが…ここも潮の満ち欠けに左右される温泉で、私たちが行った時は手も入れられない高温!次こそはリベンジを(写真は温泉に入れず打ちひしがれる夫)。着替える場所はありませんので、水着着用で向かってくださいね。

 

最後は青森県の温泉をご紹介。

☆蔦温泉(炭酸水素塩泉)、谷地温泉(単純温泉&単純硫黄温泉)、酸ヶ湯温泉(酸性硫黄泉)

 

八戸から青森市へ向けて車で山中を走ると、なんと十和田→蔦→谷地→猿倉→酸ヶ湯→城ヶ倉と6か所もの温泉に立ち寄ることができます。夢の温泉エリアですね。

蔦&谷地は足元の板を通してポコポコッと湧き出ている感触が面白く、高い天井から差し込む柔らかな日差しを受け、ずーっと入っていられる心地よいお湯です。

一方、酸ヶ湯はその強烈な成分のせいで10分も入っていると倒れます。そしてここは混浴!広ーい「ヒバ千人風呂」が有名で、中には簡素な仕切りがあり、一応男女が別れています。ただし、一番いい温度のお湯に入るには、男性陣の前を通らなければいけません(女性エリアのお湯は熱い)。

ここは「ワニ」がいることでも有名です。温泉地で「ワニ」とはお湯に浸かって女性をじーっと見ている殿方のこと…確かにワニっぽい。中には2リットルのペットボトルを持ち込んで待機する猛者も。あのお湯の成分に耐えられるその体がすごい…。


 

棟方志功が愛したということで、中にはこんなものが。「見ればまいね、見せればまいね」(見てはいけません、見せてはいけません)。混浴の大切なマナーですね。温泉好きが憧れる酸ヶ湯、マナーを守って貴重な混浴文化が続けばいいなと思います。

 

 

 

 

そうそう、前のブログでいつか行きたいと書いた北海道・長万部の「二股温泉」にも行きました。噂に違わず素晴らしいお湯でしたが、ここの混浴エリアは全く遮るものがなく、泣く泣く女性専用のみで帰ってきました(でもやっぱり混浴の方がいい成分らしい)。

 

 

 

まだまだ行きたい温泉はあるのですが、どうやらドイツにもいい温泉があるとのこと。次はいいお湯を求めて海外へ飛び出したいと思います。