2024年12月03日
組織委員会を担当している堀です。この委員会の運動方針の中には、「災害やパンデミックの際には、組合員の安全・安心を確保する観点から、連合等と連携を取りながら、迅速的かつ機動的な取組を行う」とあり、 私からは参加した「連合・能登半島北部豪雨災害ボランティア活動」についてお伝えいたします。
9月下旬に発生した線状降水帯の影響により、能登半島地域では、多くの河川の氾濫や、地震により不安定になっていた土砂が崩れるなど、甚大な被害が発生しました。
連合では復旧に向け、10月13日から11月1日にかけて連合救援ボランティア活動を行いました。計3クール(※1クール約一週間)延べ参加者は526名でした。
主な活動は、10名ほどのグループを作り、床下、家屋の周りや側溝の土砂を取り除き、その泥を土のう袋に詰め集積場に運ぶもので、輪島塗の工房では高額なお椀が破壊され、家族のアルバムが泥にまみれていました。
活動はなかなかハードなものでしたが、「きのどくな」(「ありがとう」の意)という住人の方の、温かい言葉にこちらが元気を貰いました。
また、年齢も職種も違う初めて会った組合員で心を一つに力を合わせ、このボランティア活動に取り組んだこと、そのことが組合活動につながる大切な気づきを与えてくれました。
2024年11月01日
みなさん、こんにちは!営業職員委員会を担当しております副委員長の谷口です。今年度より生保労連常駐役員として着任いたしました。
「生保労連」ってどんな活動をしているの?とお思いの方がたくさんいらっしゃると思いますが、かく言う私も齢50になるまで(笑)ずっとそう思っていました。そんな中、3年前に単組の役員を務めることとなり、生保労連の活動にも関わっていく中で「単組では解決できない課題」に取組む生保労連活動の意義が少しずつ見えてきました。
そんな中、今回ご紹介したいのは、「生保産業・営業職員の社会的理解の拡大」への取組みです。
私たち生保産業で働く仲間たちは、社会保障制度を補完する重要な役割を担っています。また、営業職員チャネルを中心に「フェイス・トゥ・フェイス」を通じた密着性を生かし、地域社会貢献に向けた取組みも行っています。
生保労連では生保協会との様々な協議の中で、こうした社会的使命や地域社会への貢献について再確認し、2024年1月第415回労使協議会において、生保産業の社会的使命達成に向けて労使共同宣言を採択しました。
この共同宣言を実践していく中で、生保産業で働く仲間が「社会に誇れる仕事」として自信と誇り持ち、我々の活動が世の中に広く正しく認知されることで、生保産業の社会的プレゼンスを上げていく、それを目指すのが「生保産業・営業職員の社会的理解の拡大」への取組みだと思います。
この取組みの一環として行っているのが、「U&Uネットワーク」と呼ばれるもので、U&Uとはユーザー
アンド ユニオンの略で、消費者の代表である消費生活相談員の方と組合員の意見交換会となります。
先日行われたU&Uネットワーク札幌に参加してまいりましたので、その模様をご紹介したいと思います。
【U&Uネットワークの流れ】
①生保労連の取組み等について説明
②消費生活相談員の方から相談案件や相談内容の分析等についてのご説明
③参加者によるグループ意見交換
①の説明では消費生活相談員の方がしっかりメモを取りながら 耳を傾けてくださっていました。
②の消費生活相談員の方から相談案件の傾向や生命保険に関する具体的な相談案件についての説明では、参加組合員の皆さんが熱心に聞いている姿が印象的でした。特に生命保険に関する相談案件については、コンサルティング活動やお客さまサービス活動においてたいへん参考になるとの感想も寄せられました。
③のグループ意見交換では、日ごろのベストアドバイザー活動における工夫や課題について沢山のご意見や具体例を共有でき、お互いに今後の活動に活かせる気づきやアイデアを持ち帰っていただきました。また、消費生活相談員の方にも私たちの取組みや営業活動における工夫点等をご理解いただき、大変勉強になったとの感想をいただきました。
これからも、我々生保産業で働く仲間の努力や工夫について広くご理解いただける機会をつくっていきたいと思いますので、機会があれば是非皆さんも様々な形でご参加ください!
2024年10月01日
みなさま、こんにちは。生保労連副委員長1年目の金田と申します。
さて、9月までは暑い日が続いていましたが、10月に入りようやく過ごしやすい気候になってきましたね。ただ、1日の寒暖の差が激しいので、体調管理には気を付けていきましょう。
私は、生保労連において、産業政策委員長として、主に産業政策課題への対応をしてます。ちなみに、産業政策課題とは、「一人ひとりの努力」や「単位組合」だけでは解決できない「国の政策・制度」に関わる課題であり、生命保険産業においては、生命保険料控除制度の拡充や郵政民営化問題などのことを指します。
このような産業政策課題の解決に向けては、国政や行政への働きかけが必要なので、日々、生命保険業界を支援してくれている国会議員方へ生保業界の実情をお伝えするため国会議事堂や議員会館に行くことがあります。
そんな中、生保労連の中央執行委員の方から、国会議員方が働く場所を見てみたいとの要望があったので、支援議員の一人である浅野哲先生の事務所に案内をお願いし、9月19日に生保労連の役員中心に総勢26名で国会見学に行ってきました。
ニュースで見かける「衆議院議場」や「委員会室」をはじめ、普段は入れない「議長控室」等も案内していただくだけでなく、その歴史も教えていただけるのでとても有意義な時間を過ごすことができました。
見学は約1時間かかりますが、見るところも多いので思ったよりも短く感じます。最後は国会議事堂の食堂で食事をするのですが、見学者はカツカレーを頼むことが多いそうです。国会議員は会議をしながら昼食をとることが多く短時間で食べられるカレーは定番メニューのため、その味を楽しみたい人が多いようです。
見学者は修学旅行中の小中学生が多いですが、大人も一定数いますので、大人の社会科見学として、体験されるのもよいかと思います。
国の政治が行なわれている場所を見て回ることは改めて政治を意識するいい機会となりましたので、生保労連としては、今後も国会見学を実施することを検討していこうと思っております。
なお、国会見学は国会議員の事務所にお願いして案内してもらうだけでなく、一般参観も可能ですので、是非国会議事堂まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
※詳細は、下記URLをご参照下さい。
参観手続 (shugiin.go.jp)