2010年11月22日
皆さんこんにちは。生保労連副書記長の早川です。
11月6~12日に亘って長崎で開催されたUNI(ユニオン・ネットワーク・インターナショナル)の各大会に参加しました。
UNIは世界150カ国にある900の労働組合2,000万人のサービス産業労働者が結集する組織で、生保労連も加盟しています。最高決議機関となる世界大会は通常4年ごとに開催されていますが、第3回となる今大会は10周年を記念して特別に今年長崎で開催されることになりました。(ちなみに第2回世界大会は2005年にシカゴで開催されました)
活水高校ハンドベル部の演奏で世界女性大会開幕
6~7日に行われた世界女性大会は活水高校ハンドベル部の美しい演奏により幕を開け、66カ国182組合から集まった441名の参加者により、「男女平等参画」や「世界金融危機と女性への影響」等様々な動議に対して、熱心な発言が行われました。
続いて8日に行われたUNI-Apro(アジア太平洋地域)青年大会では、加盟21カ国中14カ国の28組合から125名の参加者が集い、「平和な社会、パートナーシップを通じた組合強化を目指して、ブレイキングスルー!」という表題のもと基調講演やパネルディスカッション等が行われました。
そして9日から12日まで4日間に亘って開催された世界大会には87カ国335組合2,063名と大変多くの仲間が参加し、「長崎くんち龍踊り」の勢いあるパフォーマンスで開幕した後、「グローバル経済危機において、雇用と公正を」や「平和」といった様々な議題に対して力強い発言が行われたほか、平和公園まで全参加者で行進し平和集会を行うなど、様々な交流を行う中、団結を誓い合い閉幕しました。
「長崎くんち龍踊り」のパフォーマンス
(「グローバル経済危機に・・・」の議題では、生保労連佐藤委員長が「日本の生保業界における世界金融危機の影響と現状について」発言しました)
日本で世界大会が開催されることは滅多に無いことで、大変貴重な体験ができました。海外の多くの仲間と交流し、そのパワーを感じることができました。
また私たちが掲げる課題と同様な課題を取り上げ、その解決に向けて熱心に取組んでいる組合もあれば、現在においても戦争や人身売買等により基本的人権が侵害されている中、必死で活動に取り組んでいる組合もまだ多くあることを知り、大変衝撃を受けました。
グローバル化が進む中、世界の仲間達とさらに連携を深めていき、幅広い活動をさらに推進していきたいと感じた一週間でした。
最後になりますが、大会開催にあたりご協力いただいた各組合・組合員の皆さまに大変感謝いたします。ありがとうございました!!
2010年10月27日
こんにちは、労働局の堺です。
生保労連では、去る10/14にワーク・ライフ・バランス推進担当者会議を開催しました。
この会議は、ワーク・ライフ・バランスの推進に向け、各組合の担当者と労連本部、また各組合の担当者間の活発な意見交換等を通じ、運動の盛り上げを図っていこうという目的で昨年から年2回開催しております。
他業界などの先進的な取組み事例等を学ぶ観点から、外部より講師の方をお招きして、ご講演をお願いしておりますが、今回は、男性育休取得率が約80%の実績でも注目されている旭化成グループの労働組合から講師をお招きし、ご講演をいただきました。
また、先日、厚生労働省「均等・両立推進企業表彰」にて生保業界初の表彰を受けられた朝日生命労働組合・住友生命労働組合・第一生命労働組合の取組み事例をご紹介いただくなど、大変有意義な会議となりました。
事務局として会議を運営しながら私は、今はまだ独身ですが、将来家庭を持ち子供を授かるその頃には育児休暇を取得できるような、そんな職場環境、そんな業界になっていればいいな、と担当者として思いました。
2010年10月21日
こんにちは、社会政策・広報委員長の長崎です。
生保労連では、去る10/14に大津・10/15に四日市にてU&Uネットワークを開催しました。
いずれの会でも現地組合員方に多数ご参加いただき、消費者相談員方との間で積極的な意見
交換が行われました。
U&Uネットワークでは質疑応答の時間を設けており、大体消費者相談員からご質問を頂くことが多いのですが、
今回は組合員方から生保労連の活動について「是非頑張ってほしい!」とのご要望を頂きました。
生保労連では、現地組合員方となかなか接点を持つことができないことが悩みの種なのですが、「われわれの活動に関心を持っていただいているんだな・・」と大変嬉しく思いました。
U&Uネットワークの開催場所も累計40箇所を突破し、未開催県も相当限られてきました・・
次回は12月17日に佐賀で開催の予定です。
また現地組合員の皆さんとお会いできることを楽しみにしております!
U&Uネットワーク大津(10/14)の様子
U&Uネットワーク四日市(10/15)の様子
2010年10月12日
組織・社会政策委員会担当の近藤です。
本日は、10月8日(金)に開催された、生保労連の「第2回中央執行委員会」について
お話をさせて頂きたいと思います。
中央執行委員会は通常、生保労連本部の会議室で開催されます。
各委員会から出される議案について、中央執行委員の皆さまにご審議を頂く大切な会議ですが、
その中でも今回の会議は特別な意味がございます。それは・・・。
実は、年に一度、10月の会議については泊まり込みという形で開催されます。
そして今年は、その会議に私も事務局として初めて参加をさせて頂きました。
今年度は中央執行委員会を全体会という形で開催した後、分科会形式で引き続き営内委員会を開催しました。
泊まり込みということで普段の会議以上に活発な議論が交わされ、
夕食時も含め、積極的な意見交換を行う中央執行委員の姿があちこちで見受けられました。
一日目の行程が概ね終了した頃、私はバタバタと会場を後にしましたが、
来年は是非、一緒に宿泊させて頂き、夜の議論に参加させて頂ければと思いました。
2010年10月05日
皆さん、はじめまして。
生保労連書記局の近藤と申します。
現在は、組織・社会政策委員会を担当しており、ブログではそれぞれの委員会に関する話題を中心に
書かせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
さて、9月22~23日に渡って三浦海岸で「ユニオンジャンボリー」が開催され、事務局として参加いた
しました。
「ユニオンジャンボリー」とは、組合役員や組合へ入られたばかりの皆さんの知識の習得や交流を目的
とした行事で、本年度は13組合25名の方が参加いたしました。
初日は、4つのチームに分かれて、まずはインディアカで汗を流し、(インディアカとは、6人制バレーボ
ールのルールにのっとって、ボールの代わりに羽根をつくようなイメージのスポーツです。)チーム内の
絆を深めたのち、三浦海岸を臨む宿舎で、夜遅くまでグループ討議を行いました。
各チームが架空の労働組合を立ち上げて翌日の発表に挑むのですが、夜遅くまで白熱した議論が展
開され、事務局の私も、皆さんの熱く積極的な姿勢に大変刺激を受けました。
そして翌朝は、全員でビニール袋を片手に三浦海岸の清掃活動を行いました。心配されていた天候に
も恵まれ、少し汗ばむ陽気の中、海風を受けながらの清掃活動はとても気持ちが良かったです。
その後、各チームが討議した内容の発表を行い、法政大学の藤村博之教授による講演を聴いて全行
程が終了、本当にあっという間の2日間でした。
素敵な参加者の皆さんとの交流を通じて、事務局としても人と人との繋がりの大切さを強く感じました。
また来年も、多くの組合員の皆さんとお会いできることを今から楽しみにしています。