生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

生保労連のつなげる、つながるブログ

人とのつながり

みなさんこんにちは。営業職員委員会を担当しております近藤です。

今回は、11月に受講させていただいた「Rengoアカデミー・マスターコース」の合宿についてお話をしたいと思います。

Rengoアカデミー・マスターコース(以下、アカデミー)」は、連合の関係団体である教育文化協会が、労働運動・社会運動を担うリーダーの育成を目的に2001年より開講しているプログラムです。

これまで、生保労連の書記局からもほぼ毎年のように卒業生を輩出しており、私も今年度、晴れて受講させていただくことになりました。

 

アカデミーでは、約1年間のカリキュラムが組まれていますが、その中開講式に前期・後期と2回の合宿があり、前期の合宿が1124日から29日までの間、横浜市郊外の研修施設で開催されました。合宿には、企業別組合や産業別組織、連合から24名の受講生が集まり、全員でまさに“寝食を共に”しながら約1週間を過ごしました。

 

合宿中は午前・午後の2コマの講義があり、組合活動を行う上で必要な知識(労働組合の役割や労働法、社会保障制度、経済学、等々)を中心に身につけました。その中には、労働運動の歴史についての講義もあり、私が前回(20135月)のブログで、後ろ髪をひかれる思いから少し触れた戦後の労働史についても、今回はしっかりと学ぶことができました。

 

また、このアカデミーでは、講義とは別に、卒業論文を作成することが年間を通じた課題として与えられており、一日の講義が終わり夕食をとった後は、45名ごとのゼミに分かれて、ゼミを担講義風景当する先生の指導の下、それぞれの論文の方向性について議論しました。

 

講義はもちろん素晴らしいものでしたが、何よりも、異なる産業で働く受講生と毎日のように議論をして、たくさんの刺激をもらうことができたことが、かけがえのない財産になったと感じています。

 

後期の合宿は5月に開催される予定ですので、その時までには、自分も誰かに刺激を与えられる人になれるよう、もっと頑張ろうと思いました。

 

 教育文化協会ウェブサイト http://www.rengo-ilec.or.jp/

 

「煤逃げ」でネパールひとり旅へ

書記局で定年後嘱託として勤めています佐藤です。2年ぶりのブログ登場です。主に労働関係の業務のアドバイスと調査を担当しています。趣味は、下手くそな俳句とモノクロ写真の撮影・現像です。写真は主にアジアやアラブ諸国の裏街を漫歩して庶民の暮らしを撮っています。

 

さて、俳句の世界で、年末の大掃除(煤払い)をさぼることを「煤逃げ」と言います。今回は、昨年末に煤逃げで再訪したネパールを紹介します。実は、前回は夏でしたので、ヒマラヤは見えず、首都カトマンズは排気ガスとゴミためのような町という印象でした。そのイメージを改めるべく、今回は12月という時期を選び、この国の第二の都市でヒマラヤを展望する景勝地であるポカラを往復しました。

 

カトマンズからポカラまで峠越えで200キロ。片道700円、朝7時発のバスに揺られて7時間かかります。山を縫っていく道の両側には棚田や段々畑が続き、バラックのような農家が散在しています。世界最貧国の一つであるこの国では8割が農村に暮らし、国際機関や先進国、NPONGOからの援助に多くを頼っています。

 

寒霧や棚田の深き山の国

 

ポカラはネパール有数の観光地で、青々としたフェア湖の周辺にはリゾートホテルやレストラン、土産屋が並んでいます。バスの車窓から見た農村の風景とは別世界です。標高1600メートルのサランコットの丘からの日の出が見ものということで、早朝5時半にホテルを出て、朝日に染まる峰々を満喫。朝食後、湖の対岸にボートで渡り、純白のパゴダ(仏塔)のある丘にミニハイキング。このパゴダは日本山妙法寺が平和を祈念して建立したもので、真下に広がる湖の向こうにヒマラヤの山々が屏風のように連なっています。この時期は観光客も少なく、のどかな風景を楽しむことができます。

 

白き峰日向ぼこするパゴダかな

 

同じ道をカトマンズまで一日かけて戻りました。途中、同じようなバスが横転して2時間ほど立ち往生。ともかくカトマンズに戻ると、その夜はクリスマスイブ。この国は約9割の人がヒンズー教徒ですが、道端で隠れるようにクリスマスの飾りが売られていました。1日3回、2時間程度の停電がありますが、クリスマスイブの暗い町をかすかな灯が照らします。   

 

馬小屋のやうな家々聖夜来る

 

格安航空券と安宿で総費用9万円の貧乏旅行でしたが、ネパールの山々や人々の暮らしを改めて垣間見ることができ、この国のイメージを新たにしました。皆さんもお時間ができましたら、観光立国ネパールへ旅してみませんか。清潔好きで臭いの苦手な方はお薦めできませんが。

 

*俳句やモノクロ写真にご興味のある方は、小生が会員の同好会のホームページをご覧ください。

 

フォトクラブW&B www.geocities.jp/ap1112x

 

扉俳句会  tobirahaikukai.jimdo.com

 

明けましておめでとうございます。

みなさん、明けましておめでとうございます。昨年8月より、社会政策・広報委員長を務めております、山村です。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、2014年をみなさんはどのように迎えられたでしょうか? 私は毎年、名古屋の熱田神宮に初詣に行き、家族の健康や仕事面などたくさんのお願いをしています。

 

せっかくなので、熱田神宮のことをちょっとだけご紹介します。熱田神宮は、三種の神器の1つ・草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る神社として知られているそうです。また、織田信長とその手勢が桶狭間の戦いに赴く際に立ち寄り、戦勝祈願を行ったところだそうです。

くわえて今年は、ソチオリンピックやサッカーのワールドカップなど、スポーツの一大イベントが盛りだくさんの年ですので、熱田神宮に関するスポーツ関連のことをご紹介します。

 

 

毎年11月に開催される全日本大学駅伝対校選手権大会では、西門鳥居前がスタート地点として使われているんですよ。さらに、ちょっと古い話になってしまいますが、1936ベルリンオリンピックで、水泳女子の前畑秀子選手がレース直前、熱田神宮のお守りを数点飲み込んで胃に収め、見事金メダルを獲得したそうです。現代では考えられないような話ですね。

ベルリンオリンピックから84年後の2020年、東京にオリンピックがやってきます。もしかしたら、前畑選手のように熱田神宮のお守りを飲み込んで金メダルを獲得する選手が現れるのでしょうか?

 

初詣に行かれた際にはお参りだけでなく、ちょっとした歴史や由来などを調べてみるのも、意外な発見があって面白いかも知れませんね。

 

今年もみなさんにとって幸せな1年になるよう、お祈りしています。

 

久々のボウリング・・・最後はいつものアルコール

こんにちは。連合の関係団体である教育文化協会に出向している小島です。

このブログには、昨年5月の「美人三姉妹」以来、久しぶりの登場です。

 

さて、11月24日には私の故郷?生保労連の常駐役員・書記局職員有志によるバーベキュー大会が開催された模様。その様子は出口副委員長からこのブログで紹介されていますね。

私も、栄えある?第1回バーベキュー大会に参加したかったのですが、残念ながらお仕事の関係で参加できませんでした(涙)。

 

しかし、捨てる神あれば拾う神あり。連合のスタッフユニオンが主催するボウリング大会へのお誘いを頂戴し、12月4日に“ベル即”して池袋のロサボウル会館に行ってきました。

 

実は昨年もこの大会に参加させてもらい、スコア自体は極めて平均的だったものの、ストライク数に限ってはナンバー1でした。そこで今回は、図々しくもスタッフユニオンの執行部に懇願し、「最多ストライク賞」を新たに設けていただき、満を持しての参戦です。(とは言え、何の練習もしていませんが…)

 

果たして、その結果はというと…残念ながら、今回のスコアも「平凡」、ストライク数も昨年を大幅に下回り、1投目から足に「シビレ」を感じる衰えぶり…私は今年、生誕40周年を迎えたのですが、30代とはこうも違うものかと思うほど、疲れてしまいました…(かなり、大げさですが)

 

でも、やはり、こうして職場を離れて、連合プロパーのみなさん、様々な単組・産別から連合に派遣されているみなさん、地方連合会のみなさんと何か一つのことを共にするというのは、すごく楽しく、嬉しいものです。そういった意味では、ボウリングの結果など、どうでも良いことです。

 

そしてもちろん、ボウリング終了後には、懇親会が企画されており、普段あまり接点を持たない方々とお話しすることができて、二重の喜びでした。

 

ところで現在、忘年会シーズン真っ盛りの時期ですよね?みなさんも、この時期はいつも以上にアルコール摂取量が増えているのではないでしょうか??私も確実にその中の一人ですが、昨年末の反省(その内容は、このブログには相応しくないので省略しますね)を活かし、「高い授業料」を支払うことなく、無事に新年を迎えたいと願っています。

 

最後に、このような機会を企画・提供していただいた、連合スタッフユニオンのみなさまに感謝を申し上げて、今回の投稿を終えようと思います。

 

連合の忘年会も、頑張って飲むぞ!!

 

家族で湯島近辺散策

こんにちは、書記局の新井です。産業政策と社会政策を担当しています。201110月の震災ボランティア活動報告以来、ほぼ2年ぶりの登場になります。(決してさぼっていたわけでも、ブログを書くのを嫌がっていたわけでもありません!)

 

さて、私ごとではありますが、この2年間で大きく変わったのは、娘ができたことです。今、110か月になりますが、毎日、振りまわされてばかりです。

元気いっぱいの娘です

元気いっぱいの娘です

先日、子ども向けのイベントに参加するため、家族でお茶の水に出掛けました。会場につくと、娘はたくさんの参加者にびっくり。そして、どこに連れて来られたのか、何が起きているのかと、とても不思議そうにしていました。いざイベントが始まると、テレビで見たことのあるキャラクターが登場し、目を輝かせて楽しんでいました。

 

イベント後は、過ごしやすい気候ということもあって、お茶の水から生保労連がある湯島、そして本郷を散策することになりました。

湯島については、このブログでも何度か紹介されていますが、今回の散策の話をかねて、ちょっとだけ紹介したいと思います。

 

まず、このコースにした目的は、作家の小川糸さん執筆の「喋喋喃喃」(ちょうちょうなんなん)という小説に出てきた「TIES(タイズ)」という店で、妻がケーキを食べたいと言ったためです。

 

小川糸さんの作品には、映画化された「食堂かたつむり」や、ドラマにもなった「つるかめ助産院」などがあります。この「喋喋喃喃」は湯島をはじめ、谷根千とよばれる谷中や根津、千駄木、本郷などを舞台にした、ちょっと大人の話です。その中には、先ほどの「TIES」や「オザワ洋菓子店」「すし乃池」「しんすけ」など実在する店が登場し、湯島近辺を知っている方にとっては、物語が一層面白く感じるのではないでしょうか。ちなみに、小説で紹介された「オザワ洋菓子店」の「苺シャンティ」(苺と生クリームにチョコレートをかけたお菓子)はすでに購入済みです。

 

お茶の水から、聖橋を渡って湯島方面に向かい、途中、レーズンウィッチで有名な小川軒や親子丼で有名な「鳥つね」を通り過ぎて、湯島天神でお参りをすることになりました。湯島天神では、教えたこともないのに、娘が手をあわせてお参りしているのにびっくりしました。大人の見様見真似でしょうか。

 その後、天神下の谷中珈琲店で、とても濃いアイスコーヒーを飲み、「しんすけ」を横目に近辺をブラブラしていました。普段、仕事で良く通っている道も、休日は随分様子が違って見えます。例えば、湯島や本郷にラーメン店が多いのは知っていましたが、カレー店も負けず劣らず多いことに気づきました。

 

さて、目的地である「TIES」につくと、娘は遊び疲れたのか、ぐっすりとベビーカーで熟睡。しかしお店に入る際、店内が狭く、ベビーカーをたたむように言われてしまったため、娘を起こさないように、季節のケーキの「いちじくのショートケーキ」と「栗のタルト」をテイクアウトすることにしました。残念ながら店の雰囲気は味わえませんでしたが、家で食べたら、ケーキは絶品!今度は娘が起きている時に行きたいですね。家族で良い休日を過ごすことができました。

この他にも、湯島近辺でおいしいお店が知りたいという方は、この秋の読書の友としてぜひ「喋喋喃喃」を読んでみてください。その中にでてくるお店にきっと行ってみたくなると思います。