生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

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立ち寄り湯のススメ

こんにちは、広報委員会を担当している篠原です。

 

突然ですが、みなさん、お風呂で湯船にしっかり浸かっていますか?

現代病の「肩こり」は、解剖学的に言えば、主に僧帽筋の上部線維と肩甲挙筋が縮んでいることを指し、湯船に浸かりながらゆるめるのが効果的です。カラダの仕組みについてはまた今度詳しくお話ししたいと思いますが、旅行の大好きな我が家では、旅行先を決める際、だいたい温泉地が候補にあがります。称して「肩こり養生ツアー」です。

 

そこで今回は、これまでに旅した中でおすすめの温泉をご紹介したいと思います。

 

愛媛県 鈍川温泉 鈍川せせらぎ交流館(ぬめっと度☆☆☆☆☆)

愛媛県で有名な温泉は「道後温泉」ですが、ここから30分ほど車で走ると、「鈍川(にぶかわ)温泉」が山の中にぽつんと現れます。大きな温泉街ではありませんが、「鈍川せせらぎ交流館」は立ち寄り湯ができる施設です。

外見は公民館のような質素な建物ですが、お湯はぬめっとしてアルカリ性の美人湯です。

ひっそりした外見ですがいいお湯湧いてます

ひっそりした外見ですがいいお湯湧いてます

お湯がやわらかく、肌はつるつるに!ジャグジー、ジェット、露天、サウナなど、お風呂の種類も充実しています。シャンプーとボディーソープはありますが、タオルは有料、ロッカーは10円が必要です。

素朴なおいしさです

 

 

 

ここには武田屋の「八幡饅頭」が置かれており、タイミングがよければほんのりあたたかいものを買うことができます。あっさりした黒糖餡と、卵と小麦粉だけのほどよい厚さの皮が最高においしくて、私の温泉饅頭ランキングの中でもかなり上位です。

 

大分県 湯布院温泉 庄屋の館(幻想度☆☆☆☆☆)

おんせん県といえば大分県!別府と湯布院が有名ですね。別府のおすすめは「別府温泉保養ランド」!石鹸使用禁止の混浴「泥湯」です。ただ、ここは亜種扱いになりそうなので、ご紹介はまた今度…。

今回は湯布院のおすすめを。由布院駅前から車で5分程度(歩けないこともありませんが、上りの山道なのでタクシーがおすすめです)、「庄屋の館」は宿泊の各別宅にも温泉がついているのですが、立ち寄りができるのは大露天風呂の方です。

見てください、この綺麗なブルー!(誰もいない時に撮らせていただきました)

ここのお湯は「メタケイ酸」を非常に多く含んでおり、湧き出た時は無色透明ですが、空気に触れて時間が経つにつれて、化学反応により美しいブルーのお湯になります。私が行った時は乳白がかった綺麗な青がしっかり出ており、裏手に見える由布岳と相まって幻想的な美しさでした。

お湯はさらっとしていて100%かけ流しです。ただ、洗い場は外のため、冬場はちょっとツラいものがあります。ここもタオルは有料です。

 

全部食べてみました(食べ過ぎ?)

温泉の外には売店とちょっとした休憩所があり、温泉卵や温泉プリン、温泉饅頭が食べられます。温泉饅頭には飲用温泉がついてきて、まろやかなお湯を味わうことができます。

 

入浴剤「旅の宿」と同じところを巡ったり、入浴施設の名前入りタオルを集めたりと、飽きることのない温泉巡り、このペースでいけばあと数年で50か所!記念すべき50か所目には、ぜひ北海道・長万部にある秘湯、二股温泉に行きたいと思っています。

みなさんのおすすめの温泉はどちらですか?

節分

みなさん、こんにちは。副委員長の不川です。

 

さて、2月3日は節分でしたが、みなさんはいかがお過ごしでしたか?

私の家の節分はというと、平日、私が帰宅してからの豆まきでは子供たちが寝る時間になってしまう。でも、私がいないと鬼役がいなく豆まきが盛り上がらない。ということで、3日の朝に豆まきをし、夜は子供たちの作った恵方巻きを食べるというのが近年のパターンになっています。私が鬼役じゃなくても良いのでは?とも思いますが・・・

それはさておき、みなさんの家庭、地元では節分に何をまきますか?

私の家ではごくごくシンプルに炒った大豆をまいていますが、ふと子供の頃を思い出すと、実家では豆と一緒に「おひねり」がまかれ、当時の私には、頑張って集めた分だけお小遣いになる一大イベントでした。

 

大豆の代わりに落花生をまく地域があることはよく聞きますが、同僚達に節分のことを聞いてみると、豆と一緒にお菓子やみかん、お餅、玩具をまくなど色々あり、何を食べるかも、恵方巻き、イワシ、こんにゃく、けんちん汁など様々でした。北海道出身の私は、CMで見て初めて恵方巻きというものを知りましたが・・・。

 

また、もともと豆まきは、邪気(鬼)を追い払うことを願って「福は内、鬼は外」という口上になったそうですが、鬼を祀っている神社や名字に「鬼」のつく家などは、鬼を追い出すと縁起が悪いということで「福は内、鬼は内」、「福は内」だけ、「鬼は外」の代わりに「悪魔外」など、口上にも色々あるそうです。

 

古くは宮中行事から始まったと言われる豆まきも、周りに聞いてみると、今ではその作法や過ごし方には様々な風習があり、節目の日に家族や地域で一緒に楽しむイベントになっているようですが、一年を健やかに過ごしたいとの思いは、どれも同じように感じます。

 

今年もはや一カ月が過ぎましたが、一年の無病息災を願いつつ、まずはみんなで良い春を迎えに行きましょう。

 

ちなみに、今年は、家族4人で食べた豆の数が108粒となり、煩悩も追い払った我が家の豆まきでした。

愛車ご紹介

みなさん、こんにちは。生保労連で労働関係の業務全般を担当している瀧澤です。

 

私の「愛車で…」シリーズ、今回で3回目となりますが、組織内外のクルマ愛好家の皆様から「面白かったよ」とご好評をいただいており、たいへんうれしく思います。さて、今回は私の「愛車」そのものについてご紹介しましょう。

 

実は、私は学生時代に運転免許を取得して以来、50歳近くになるまでペーパードライバーで、自分のクルマは所有しておりませんでした。どういうきっかけでクルマを買ったのかと申しますと、両親も後期高齢者となり、現時点では健在とはいっても、将来はクルマで病院につれていかねばならない場面も考えられること、母親の生まれ故郷が長野県の秘境といわれる秋山郷で、クルマでないと行けないことが理由でした。

となると、車いすなどが積みやすい実用的なクルマを購入するのが自然な流れですが、根がメカ好き、外見重視のため、スポーツセダンタイプのクルマを買ってしまいました。


クルマのデザイン、走り、エンジンのサウンド等、とても気に入っています。ただ、スポーツタイプのため後部座席が狭く、当初の目的であった車いすを積むのは厳しい状況です。

自動車評論家など、他人の評価でクルマを選ぶのはどうかと思いますが、カー雑誌等で自分のクルマが「いいクルマ」「動力性能とパッケージのバランスのとれたモデル」とか書いてあったりすると、悪い気はしません。その流麗なボディラインのせいか、「×××オヤジの乗るクルマ」との評をみたことがあります。的を射ている、と納得してしまいました。

 

実質的な運転経験年数が5年程度とまだ浅いので、ごくたまに目測を誤り、ほんのわずか、ほかの方のクルマに触ってしまってご迷惑をおかけするとともに、愛車にキズをつけてしまったり、高速道路でしばしば軽自動車やコンパクトカーに抜かれたり、私の運転の実力からすると宝の持ち腐れというか、正直もてあまし気味ではあります。しかし私の大切な相棒であることは間違いなく、ディーラーでの定期的なメンテナンスでは部品交換はケチらず、また最低月1回の室内外の洗車は欠かしておりません。

さて、今回のシリーズのオチですが、悔しいことに、母親に「オレのクルマで秋山郷につれていってやるからね」といっても、「お前の運転じゃ怖いね」といわれ、当初の目的はなんだったのだという状況です。ちなみに、秋山郷、とりわけ母親の生まれ故郷である切明温泉は秘境中の秘境といえ、そこまでのコースはかなり難易度が高いことをお伝えしておきます。腕に自信のあるドライバーの方、挑戦してみてください。

 

次回も、「愛車で…」シリーズ続きます。お楽しみに。

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

組織委員会、総務・財政を担当している縣です。

本年も生保労連をどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、みなさんは新年をどのように迎えられましたか?

 

私は福岡の実家に帰省し、新年は宮崎で迎えました。

宮崎を選んだ理由はずばり「初日の出を見たい」からです。

元旦は頑張って早起きして、ホテルから青島(鬼の洗濯板で有名な所です)へ向かい、無事初日の出を拝むことが出来ました!とても寒かったですが、他の地域は大荒れのところも多かったようなので、初日の出を見られただけでも縁起が良いですね。

その後、青島神社で初詣を済ませ、鵜戸神宮、霧島神宮と三社参りをしました。(三社参りは西日本(主に九州・山口など)の風習のようで、他の地方では三社も参らないそうですが。)

 

最近はお正月といえば家でダラダラと過ごしたり、初売りに並んだりして過ごすことが多かったので、久しぶりにお正月らしいお正月を過ごすことができました。

 

2015年もみなさまにとって良い一年となりますことをお祈り申し上げます。

 

青島からの初日の出

青島からの初日の出

鵜戸神宮からの景色

鵜戸神宮からの景色

霧島神宮(並んでいたので眺めただけですが)

霧島神宮(並んでいたので眺めただけですが)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

師走の総選挙に思う

民意とは何か

みなさん、こんにちは。副委員長の澤と申します。

「アベノミクス解散」や「大義なき解散総選挙」と言われた衆議院議員選挙が終わりました。

選挙結果は皆さんもご存知のとおりですが、投票率が52.66%と戦後最低を更新し、この時期に700億円もの費用を投下して実施する必要のあった選挙だったのかという疑問も残りました。20歳代の投票率が60歳代の投票率の半分程度という、いわゆる「シルバー選挙」と揶揄される状況も今後判明してくるのではないのでしょうか。

海外でも同様の課題があり(11月の米中間選挙の投票率36.3%と戦後最低)、シンガポールでは投票に行かないと選挙人名簿から一時的に抹消されるとか、オーストラリアでは国政選挙の棄権者に罰金20豪ドル(約2千円)を科すといった国もあるようです。

 

トリクルダウン理論とは?

みなさんの選挙の論点は何だったでしょうか?

「トリクルダウン理論(trickle down effect)」という言葉がありますが、「富める者が富めば、貧しい者にも自然に富がしたたり落ちる(trickle down)」とする新自由主義的な経済理論で、かつて英国のサッチャー首相や米国のレーガン大統領も政策として推し進めたそうです。

輸出産業が良くなり、株価の上昇によって富裕層・投資家が恩恵を被り、次に賃金の上昇が生じていくというものです。

トリクルダウンの発想と言われているアベノミクスにおいて果たしてこの理論が具現化していくのでしょうか。それとも一層格差が拡大していってしまうのでしょうか

 

明るく、未来ある日本へ

香港の民主派抑圧の報道も重なったこともあり、今回の総選挙では民主主義の意味について考えさせられました。なぜ若者が、そして多くの国民が投票に行かないのか。その理由を突き詰めるとともに、お金をかけてでも不在者投票所を山ほど創るとか、可能な限り本当の民意を反映できる仕組みづくりも重要であると思いました。

いずれにせよ、今年もあとわずかです!良い政治と更なる景気回復を願い、みんなで良い年を迎えたいものです。がんばろう、日本!!