生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

生保労連のつなげる、つながるブログ

震災から2年半を経て…

みなさんこんにちは。

今年の821日より、生保労連中央執行委員長に就任いたしました浜田一郎です。このブログでは一年間のご沙汰でした。引き続き、よろしくお願いいたします。長く続いた夏の暑さもようやく去り、朝晩はすっかり過ごしやすい気候となりましたね。

 

 さて、昨年10月18日に投稿したブログの続きとなりますが、今回は「東日本大震災を風化させてはならない」という想いを込めて、私の震災当日の状況をお話しいたします。

2011311日(金)、まさに大震災の当日に、私は福島県いわき市の沖合で船釣りをしておりました。

 

異常な数の当日の釣果です

 

昔からよく、海が荒れる直前には魚は荒食い(積極的にエサを食べてくる状態)をすると言われてきましたが、この日がまさにその状態で、自然の中では人智の及ばないことがたくさんあるのだと実感しました。

 

あまりにも釣れるので、いつもより早い時間に終了し、平潟の港に戻ったのが1340分位でしょうか。港で仲間と30分程、釣り談義を交わし帰路につきました。

 

車を運転している最中、常磐道の那珂インターの手前で14時46分を迎えました。路肩に急停車し、まるでトランポリンで跳ねているような状態で待機していました。手前の道路は左右から山ができる様に隆起し、はるか先の路肩は道路の3分の1まで崩れていきました。揺れが収まったと同時に道路の状態を確認し、急いで高速道から脱出しました。その時すでに一帯は停電しており、信号機は無灯の中、どうにか自宅に戻りました。

その後2日間の停電と断水の中で生活することになりましたが、私が持っているアウトドア用の各ツールと沢山の魚が大いに役立ち、何とか事なきを得ました。

 

しかしながら、あの恐怖感や不安感は今でも忘れられません。また、いまだに震災前の生活を取り戻すことができない方が多くいることを忘れてはなりません。

生保労連の中央執行委員長として、今後も長い目で被災地のみなさんを支援していきたいと考えています。ともに、がんばりましょう。

 

 

 

情熱の果物(?)、パッションフルーツ

こんにちは、書記局の鈴木です。組織と政策を担当していますが、そう申し上げてもイメージいただけないと思います。一言でいえば、組合員のみなさんに組合活動により関心をもっていただくことと、みなさんの声を広く世の中にお伝えすることが私の仕事です。

 

連日、嫌になるほどの猛暑が続いています。外回りのみなさんをはじめ、組合員のみなさんにおかれましては、本当にお疲れさまです。


 
この夏わが家(千葉)では、猫の額ほどの畑でパッションフルーツを育てています。まだ青い状態ですが(熟すると紫色になるようです)、一つだけ実が付きました。

 

10年ほど前に八丈島へ家族で旅行に行ったときに初めて食べたのですが、その魅惑的な味が忘れられず、育ててみることにしました(ふだんの世話は妻にやってもらっており、私はもっぱら土日の水撒き担当ですので、えらそうなことはいえませんが…)。

 

 

調べてみると、パッションフルーツはブラジルあたりを原産とし、日本では南西諸島あたりを中心に栽培されているようです。本来、亜熱帯など暑い地域で育つ果物が首都圏でもそこそこ育つということであれば、これも温暖化の影響なのでしょうか。

 

パッションフルーツの“パッション”とは、「情熱」という意味だけでなく、「キリストの受難」という意味があるとのことです。その花に「十字架にかけられたキリスト」を見たことに由来しているらしいです。日本では時計に似ているということで「時計草」と呼ばれ、片や「キリスト」…。同じ花からのイメージにも歴史や文化の違いが出ていますね。

 

みなさんは、この猛暑をどのように乗り切りますか。私はパッションフルーツのわずかな実を食べるのを楽しみに、この夏を乗り切りたいと思います。

 

七夕に想うこと

こんにちは。社会政策・広報委員長の磯村です。

 

今年は梅雨明けとも重なって天気に恵まれた七夕でしたね。星も結構見えました。

毎年の風物詩の七夕、皆さんにとって七夕ってどんなものですか?織姫と彦星の恋愛話?二十四節気の一つ?七夕人形など古来の風習もありますね。

 

私にとって七夕と言えば、「五色の短冊」です。青竹の風になびく笹を彩っている、願い事を書く紙・・・あれです。夢や希望など、あれこれ想像して、それを言葉にしたためて、短冊に託す。子供の頃、わくわくしたことを思い出します。それを由来にこの七月を文月という説もあるそうですが、旧暦の七夕は八月だったようにも思うので諸説あるのでしょう。

 

れはいいとして、我が家では、マンションの中庭のロビーにある青竹に飾りや短冊を吊るすのが、毎年の恒例行事になっています。

子供たちも、あれこれ相談しながら、一週間前から短冊に夢やお願い事を書いて吊るしていました。

パパに買ってもらえなさそうなものとか、サンタがくれなかったものとか、あれこれ相談した挙句、どの神様にお願いするのでしょう、「○○が欲しい」って・・・もう少し高尚な夢を書きなさいと思いますが、そんなものでしょうか。

 

お正月でもそうですが、「○○になれますように」とか「○○ができるようになりますように」とか、自分の願い事や希望を言葉にすると、頭の中で漠然としていたことがはっきりと整理できたり、目標ができたり、そんな意味でもとても前向きな気分になれますよね。言霊みたいなものでしょうか。だからでしょうか、この七夕という行事が、実は一年の中で一番好きな行事です。

 

目標といえば・・・「一年の計は元旦にあり」ということで、元旦に目標を立てる → 「三日坊主」 → これではいけない! → 4月年度始めに再設定 → 新年度だから歓迎会やらGWでいつのまにか何もできず・・・というより、何もせず。

大人になるとこんなことが多いですよね(笑)

 

そういう意味でも、この七夕、気持ちを落ち着けて一年の目標や希望に向かって取り組める最後の願掛けの時かもしれません。祈るだけの他力本願ではなく、行動に移す意味でも大事なタイミングでしょうか。

「いつやるの?」「今でしょ!」的な(笑)

 

皆さんは何を星空にお祈りしましたか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャミです

皆さんこんにちは、労働局の舘です。

 

チャミです☆

 

我が家に新しい猫がやってきました。

スコティッシュホールドのチャミです。

ペットショップで抱かせてもらって、あまりの可愛さに即決で家族の一員に決定しました。

 

我が家に来てから早4ヶ月、とても人懐こくて甘えん坊のチャミは、猫というより犬のように私にくっついて回っています。座ると必ず膝の上に乗ってくるので、そこがまた可愛いくて・・・。

 

女の子なのですが、食欲旺盛で、他の子のエサまでも食べてしまう始末です。
まん丸顔で可愛いですが、これでは健康的によくないと思い、只今、ダイエットにチャレンジ中です。

太ったせい?この姿が楽なのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

太ったせい?この姿が楽なのかな。

 

自然の力

 みなさん、こんにちは。昨年4月より書記局員の仲間入りをした広報委員会の篠原です。

新年に入り、すでにもうすぐ1か月…年末年始がずいぶんと前のことのように思えます。年末から年始にかけては曜日の関係で、世間一般的にも長いお休みだった企業が多いようですね。私自身、ゼミとアルバイトに明け暮れていた大学時代から思い起こしてみても、こんなに長いお休みをいただいたのは初めてでした。

せっかくなので普段できないことをしようと、インドネシアの小さな島でマングローブの勉強会に参加してきました。

 

みなさんはマングローブを見たことがありますか?残念ながらこれまで居住したことのある静岡・山梨・埼玉のご近所に生えるような木ではないため、私は初めて本物を見ました。

これがイメージ通りのマングローブ

これがイメージ通りのマングローブ

 まず、「マングローブ」という木があるのかと思っていましたが、これは海水と淡水の混ざった水で生きていける植物の総称だそうです。(知りませんでした…)

 

この「ひだ」がろ過装置です

この「ひだ」がろ過装置です

 

 

 海水でも生きていくために、枝の中にはたくさんの「ひだ」でできたフィルターがあり、いわゆる自然のろ過装置となっています。海水を淡水にろ過するだけでなく、汚れた水をきれいにすることもできるそうです。

 

 

先端の葉だけ黄色いのがわかりますか?

先端の葉だけ黄色いのがわかりますか?

ろ過された後の塩分は枝の先端に集まるようになっており、一番端にある葉に溜まります。そのため、どの枝でも一番端の葉は黄色く変色しており、最初に落葉するようになっています。

マングローブは逆境で生きていく知恵がたくさん詰まった植物でもある、というガイドさんの言葉が印象的でした。

 

しかし、海をきれいに保ってくれているマングローブに危機が迫っています。海が汚れていくにつれて、自然のろ過装置が追いつかない状況になりつつあるということです。

お菓子の袋がからみついています…

お菓子の袋がからみついています…

ジュースの空き缶やお菓子のビニール袋など、木にからみつき、排水のせいで水も汚れてしまっています。逆境に強いマングローブにとっても、非常に住みにくい環境です。

ゴミはインドネシアで発生しているだけでなく、遠く日本の地からも流れ着くそうです。普段目に見える場所、手の届く場所だけでなく、少しでも地球をきれいに保つことができるように日々生活したいと強く感じました。

 

人間一人にできることは限られていますが「小さなことからコツコツと」、地球にやさしい生活をしたいですね。