生保労連(全国生命保険労働組合連合会)は生命保険会社の営業部門・事務部門に働く労働者25万人(19組合)を組織する労働組合です。

生保労連のつなげる、つながるブログ

今、本屋が面白い!

こんにちは。総合局長をしています鈴木です。

梅雨の季節、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか。「晴耕雨読」という言葉がありますが、まさにこの季節にぴったりきますね。そこで、ここでは少し「本」や「本屋」にまつわる話をしたいと思います。

私は本好きなのですが、同時に本屋好きでもあります。街の小さな本屋、大型・中型書店、古本屋など、どんな本屋でもあの空間が好きで、時間さえ許せば無性に入りたくなるのです。それは、店に入れば何かしら気づきや発見があったり、自分の世界に入り込めたりするからだと思います(「この本いかがでしょう」などと声をかけられることもありませんしね…)。
とはいえ、小さな本屋で客は自分一人、居心地が悪くなり、無理やり1冊買ってようやく退散、なんてこともありますが…。

本屋は、電子書籍の普及や本離れもあり、全体としては減少傾向にあるようです。場所を取る本よりKindleで、という方は増えているのでしょう。

そんな中で私が注目しているのは、独立系書店とかセレクト書店などと呼ばれる本屋です。小さいながらもこだわりをもって本選びや店の運営をしている本屋を言い、こちらは全国的にも増えているようです。大型書店のように何でも揃っているわけではないので、いろんなジャンルの本を見たい方には不向きですが、その店のこだわりが気に入れば嵌(はま)ること請け合いです。

最近気に入った本屋をいくつかご紹介するとこんな感じです。
他にも、子どもの絵本専門の本屋、入場料のある本屋、棚を個人に貸し出している本屋など、一括りにできないのが面白いところです。

田原町にあるReadin’ Writin’ BOOKSTOREは
元新聞記者の方が始めた本屋。選書のセンスが光る。
新代田にあるetc. books(エトセトラブックス)は
フェミニズム専門の本屋。品揃えに圧倒される。
両国にあるYATO。店名は本屋と珈琲の
「屋と」からきているらしい。
店の緩い雰囲気も心地いい。



























ありふれた言い方ですが、読書は人生を豊かにします。
自分のお気に入りの本屋を探してみるのも楽しいかもしれません。  

ネコの芸を踏まえ…

みなさんこんにちは。企画広報を担当しています舘です。

コロナも徐々に落ち着いてきましたね。生活面で制限が解除されたことも増え、みなさんもホッとされていることと思います。

旅行にも行けるようになったことですし、私も夏休みに向けて、旅行の計画をこれから立てたいと思っています。

さて、ブログ掲載の順番となり、何を書こうかと考えたのですが、まだ旅行にも行けていない状況ですので、今回は、我が家のネコの話をしたいと思います。

現在、2匹のネコと暮らしていますが、1匹のネコには特技(?)があります。

と言っても、ご飯やおやつをもらう時に、「お手とおかわり」ができるだけなんですけど…(笑)。

お手
おかわり

ネコにもできるのか試してみようと、4~5ヵ月頃から訓練をしたところ、思ったより簡単に、「お座り・お手・おかわり」ができるようになりました。

最近は、投稿ビデオの中で、呼び鈴を鳴らしておやつを催促するネコの映像を見ましたので、うちの子もできるかも…と勝手な想いから、次のチャレンジとして、お腹が空いたら呼び鈴を鳴らす訓練を始めています。

訓練中の呼び鈴

まだ、自分の足を使って鳴らすことはできませんが、食い意地が張っているせいか(笑)、呼び鈴が鳴ると食べ物がもらえることは覚えたので、いつできるようになるかなぁと心待ちにしています。

正直なところ、ネコにとってはいい迷惑なのかもしれませんが、ネコにもできた時には褒めると嬉しそうに体をすり寄せてくる姿をみると、人も動物も変わらないんだなぁと実感させられます。

ネコに芸を覚えさせることで、私自身の反省も含め、良い所は褒める、そして例え小さな事でも一歩前進するための努力を心掛ける、そのことを忘れないようにしないとと改めて感じました。

これからも、日常生活の中のちょっとした気づきを大切に、過ごしていきたいと思います。

「デジタルVSアナログ」

みなさん、こんにちは!内勤職員委員会と労働政策委員会を担当しております副委員長の中島です。コロナ禍に生保労連常駐役員として着任し、現在2年目です。

長引くコロナ禍において、Web会議の導入をはじめデジタルの波が一気に押し寄せてまいりましたね。デジタルの利便性に感動しながらも、アナログへの愛着を募らせている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのような中、ここ数年、私の生活でデジタルVSアナログのひそかな争いがあったのですが、ようやく一旦決着がつきました。

それは、「電子書籍か紙の本か」というもの。

電子書籍が出始めたころは、「いやいや、電子書籍なんて、そんな情緒のない。紙の本のページをめくるのが読書の楽しみでしょう。第一、あとどのくらいで読み終わるか分かりにくいし」と思っていました。

若い頃は、図書館で本を借りて、日本文学を中心に全集にまで手を付けるほど、精力的に読書生活を送っていましたし、本屋に行くのも大好きでした。そして、長年、本を買ったら、時々要否を精査して、ブックオフに売りに行くことにしていました。

それなのに、ある時を境に一気に本から離れてしまいがちに・・・。なぜなら、悲しいかな、小さい字が見えづらくなってしまったのです!

本を読まないなんて、なんと味気ない生活でしょうか。

そこで、2年前に思い切って電子書籍も視野に入れようと「Kindle Paperwhite」を購入し、電子書籍での読書生活を始めました。
  はじめのうちは良いかと思ったのですが、Kindle Paperwhiteってモノクロだったんですよね。雑誌が読めないガッカリ感と、Wifiの接続の調子が悪く、あっさりと使うのをやめてしまいました。そして、また読書離れが加速するという状況が続いてしまっていました。

 しかし!最近になって、また新たな展開が!それは「iPad Air」の購入です!
   コロナ禍で断捨離を進めるうちに、本も最小限にしたいと思い始め、再びKindleの世界に飛び込んだのです。

 「字が大きくて読みやすい!」
    「いつも持ち歩いているので、隙間時間で読書できる!」
  「本屋に行かなくても、Amazonで買った本がすぐに読める!」
    「なんかかっこいい!」
ということで、電子書籍派に転向することにしました。

長年の選別を経て現在所持している本たち
字が大きく読みやすいiPadの画面

 
   







 
 紙の本は、中古で安く買えたり、ブックオフで売れたりというコストメリットがあるし、装丁や紙質、字体、それぞれの本の個性を味わうという楽しさもあります。

デジタルVSアナログ、どちらも良いところがあるんですよね。


今年は何冊の本を読みましたか?

みなさん、こんにちは。 生保労連副委員長として4年目を迎えました宮内です。 ゴールデンウイークも近づき、みなさん、色々な予定を立てていらっしゃることかと思います。

今年に入ってからというもの、新型コロナウイルスの感染再拡大やウクライナ情勢、福島県沖での地震発生など、人々の心を不安にさせることが続いていますので、是非ともこの連休で心身共にリフレッシュしていただきたいと思います。 とはいえ、私自身は遠方に出かける予定もなく、家の近くをサイクリングするか、先日買ったばかりの電気圧力鍋で料理を作るか、読書に時間を充てることになるかと思いますが、中でも読書とその時間は普段から大切にしております。そこで今回は、最近読んだ本のうち、2冊ほど紹介させていただきたいと思います。

ひとつは「パーパス・ドリブンな組織のつくり方」(著者:永井 恒男・後藤 照典/出版社:日本能率協会マネジメントセンター)です。 パーパス経営については以前より興味はあったのですが、今年の1月、生保労連の中央委員会後に開催された、名和教授のご講演を拝聴し、あらためてパーパス経営の初歩的な考え方とともに、より深く内容を知りたいと考え、手に取った本がこの本でした。


この本では、「自社の存在価値や社会的意義を探求する経営」を「パーパス・ドリブン・経営」とし、パーパスの策定とその実装について、多くの企業における具体的な事例を紹介しながら丁寧に解説されており、理解しやすく、実践的な内容でした。 中でも、本来パーパスは策定するものではなく、すべての組織においてパーパスは既にあるものとして「発見」すること、パーパスに触れて社員の心が動く「共鳴」が起こり、社員や経営メンバーがパーパスに基づいて日々の仕事を行っている状態である「実装」に至る、パーパス・ドリブン・経営のステップについては理解が深まったと思います。


また、パーパス経営については企業だけでなく、私たち労働組合という組織の活動にも、様々な形で活かしていけるのではないかと感じました。 ただし、普段はこのようなビジネス本よりも、私はもっぱら小説を好んで読んでいます。ジャンルも推理小説、経済小説、歴史小説等と様々です。 そこでもう1冊、簡単にご紹介させていただきます。



「塞王の楯」(著者:今村翔吾/出版社:集英社)です。 こちらは戦国小説となり、第166回直木賞の受賞作です。 関ヶ原の戦いの前哨戦となる「大津城の戦い」が舞台となっています。 「最強の楯」である城の石垣によって戦を無くすことができると考えた石垣作りの職人集団である穴太衆(あのうしゅう)の主人公と、「至高の矛」である鉄砲を作ることこそ、戦の抑止力になると信じる鉄砲作りの職人集団である、国友衆に属するライバルとの対決を描いた作品です。 本冊は、560ページとかなりのボリュームがありますので、最初は少し躊躇しましたが、読み始めるとその世界に一気に入ることができ、2日で読むことができました。 また、単に歴史小説というだけでなく、リーダーシップや自身の仕事をやりきるということをあらためて考えさせてくれる本でもありました。 是非読んでほしい一冊です。


読書にはストレス解消や、場面を想像しながら物語を楽しむというだけでなく、創造力が磨かれたり、仕事や日常のヒントをもらえたり、ほかにも読解力が高まる、ボキャブラリーが増える等々、読書によるメリットは数多くあると思いますし、さらには記憶力や集中力が向上し、長生きにもつながるともいわれています。 大型連休を前にして、お出かけを予定されている方も多くいらっしゃると思いますが、読書の時間を少し作ってみてはいかがでしょうか。

35年ぶりの自転車!!

みなさん、こんにちは! 副委員長を努めております、小倉です。

春ですね、大阪でも桜が満開になりました。また、春闘も重要な局面となりみなさんにおかれましては、お忙しい日々をお過ごしのことと存じます。

さて、私が単組書記長に就任する少し前の話となりますが、同時期に健康診断がありました。最終項目の問診の時間にお医者さんより、「血液検査(生活習慣病)の数値が高めである、今から3カ月前に何かありましたか?」との質問がありました。現代の医学はそんなピンポイントで分かるのかと感動しましたが、同時に「単身赴任+テレワーク」による勤務をしており、外出するのは3日に1度、しかも歩くのは1日平均50歩未満という生活を繰り返していたことを反省しました。(これが原因かー!?) 

そんなこんなである日、町の本屋さんへ行った時、一冊の雑誌が目に留まりました。それは「通勤自転車」の特集をしたものです。内容をパラパラと見てみると、自転車通勤がブームになっており、しかも「リズミカルな運動をしながら呼吸のリズムを整えることで、心身が健康になり、結果的に生活・仕事の好循環につながる・・・」と論じたものでありました。パッと閃きを感じ、この瞬間に自転車通勤を決意したのです。(なかなか単純!!)

その後、私がインターネットを駆使して準備したのは、レンタル電動アシスト付き自転車。(月3,980円+税)この決意を周りの方々に伝えると、「電動アシスト付きとは、本気度が感じられない」「レンタルとは継続性に問題があるのでは」「そもそも自転車に乗れるんですか?」とのご意見。この 声援を受け、無謀とも思える約10km(1時間程度)の自転車通勤をスタートさせたのでした。(涙目!!)

スタートして約3カ月あまり、目に見えた効果はこれからと思っていますが、ここで、自転車通勤のメリット・デメリットを文献や体験からの一例を記載します。

【メリット】
・自然を五感で感じられる
・ダイエット効果がある
・脳機能の向上効果がある
・仕事の効率があがる

【デメリット】
・子供を2人乗せた自転車に、瞬間的に追い抜かれ落ち込む(実体験)
・″とまれ″と表示されているところを徐行して通ったら、「しっかり止まってください!」とお巡りさんに注意を受けて落ち込む(実体験)
・夕方、交差点を通る際に「ライトを点けてください!」とお巡りさんに注意を受けて落ち込む。(実体験)

最後になりますが、自転車通勤も組合活動も始めの一歩が大事。また、継続することが大事。『箸(はし)よく盥水(かんすい)を回す』の気持ちで今後も努めてまいります。